「過去に戻って いじめっ子を ぶちのめすぞ〜後編」


ジャンピングストレートの拳が
確実に太の顔面を
とらえたーーっ


かに思われたが………



まさかの 太のカウンターパンチを
くらってしまった 健一。

(そ、そんなバカな……
僕は あれから強い男になるため
テコンドーも学んだし
筋トレも けっこうガチで
頑張ってたのに……)



「いや〜まぐれで?本能で出した
オレ様の拳が
おめえをとらえたぜーっ!
おめえ確かに強くなったかもしんねえけど
オレに
やられてやんの〜笑。
だっせえ 
だせえ
変わんねえな健一」
太に 踏まれ屈辱の健一。



「今日のところは キサマのカウンターパンチが鼻に入って苦しい……
なので お開きにする。
でも 近いうちに
またお前にリベンジしてやる。
覚えておけ太。」

もう悔しくて泣きそうになりながら
元の世界へ帰るため

(時空移動のリストバンド)も装備した健一。

このリストバンドを装着すれば
お爺さん曰く
すぐに 身体が回転しだして
元の世界へ戻れるとのこと


しかし……


先ほどの 太のカウンターパンチの衝撃で
転んだ時に リストバンドを故障させたようだ。

「なんで
なんで
なんで
こんなことに
くそぉーーー」

健一は 
その世界にいる 霊能者に なんか悪寒もするし
なんとか元の時代に戻れないか聞き込みに入った。


1人の若き霊能者が今の健一が
どのような状況なのか
遂に答えを導いた。

神崎メイ曰く
健一は 悪魔に 取り憑かれたとのこと。

なぜ取り憑かれたかといえば
本来なら 歴史を変えるために
タイムリープする事は許されない。

けど タイムリープしてしまったからだ。
そして
タイムリープして やり直すつもりが
(今の2倍リストバンドも装着してるので200%やり直し可能だったのに)やり直せず失敗したから
悪魔に取り憑かれたそうな。


「うわ〜 そ、そんなぁ
リアル
悪夢だーー」


健一は 泣き叫びながら河原を歩いていた。

神社の方に進み
境内の池和泉式な庭園の像の前を途方に暮れながら歩いていた


すると……

水の中の像が動き始めた。


なんと!
像の中から 魔法使いのお爺さんが出てきた。


「えぇ?どーして?
あなたが
そこから出てくるの〜」


像から出てきた お爺さんは 行った。

「200%成功するはずのミッションに失敗しおって……
そりゃ悪魔に取り憑かれるわ。

しかも その悪魔に取り憑かれたら
おぬしか 太が死なない限り
とんでもないことが起こるぞよ」

「とんでもないことに??
どうゆうこと?」

健一が お爺さんに 色々聞こうとしたが
お爺さんは 再び像の中に消えて行った。


翌日
目が覚めたら


健一は


なんと さっそくの
異常事態に

大きな声で叫んだ。


ぎょえええええ



なんと健一は呪いのせいなのか
アンデット戦士に化してしまった。


アンデット以上の呪いが及ぶと危険だと

判断し

健一は 太の元に再び向かった。


普通に 公園で見つかった太。


「おい 太ーー
お前は ここで死ぬのだ」


「うわ!でたっ
骸骨のコスプレした人……
いや
コスプレにしては
妙にリアル……
てことは
あなたは
おばけ??」

「そうかもしれんなぁ
僕は健一だけどな」


「健一なわけないだろーー

うわーーーっ 」

逃げ出す太。


「待て待てーーっ!」


「助けてーー
助けてーー」喚きながら逃げる太。


待てと言ってるだろうが……


健一は 健一を捕まえる腕が
さらに悪魔に憑依され
変形している

その手で太を捕まえた

グッとくるものがあった。

ブシャ……
グシャ……



なんと 太を握り潰してしまった。


太は謎の怪現象にて死亡したことになった。


しかし これにより未来は変わった。

あの凶悪な介護施設での事件は起きる事はなかった。


そして健一は


無事に現在へ戻ってこれたそうな。
そして さらに10年後
稼げるヒーラーとして
多くの人を 救う人間に 
なったそうな
めでたし   めでたし

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