「それでも誰かが支えてくれる」
グリーフケアという言葉がごく一部の人にしか知られていなかった頃、私は強烈な経験をした。
その影響による体調不良はまだ消えてはいない。
けれど時が経つほど、何らかの関わりの中で、悪くはない変化を辿っていると実感できている。
「それでも誰かが支えてくれる」
図書館で偶然みつけた本の題名。
著者は上智大学グリーフケア研究所特任所長。悲嘆のある人々の心のケアにも携わって来られた方だ。
苦しみの渦中に出会えていたらと思う一方で、人とも本とも必要な時に出会っているのだろうとも思っている。