【真・女神転生3HD REMASTER】10時間ぐらい遊んだ感想
こんにちは。
ついに発売されましたね、真3HD REMASTER。
ニンダイから出るの知ってはいましたが、買おうと決意したのは10月頭ぐらいだったので予約がだいぶん遅れ、通常版になりましたが予約購入できました。
近所のゲオだったんでスチールケース貰いました。
購入したソフトがSwitch版だったんで、PS4版いれるところにPS2版(通常)が入ってます。滅茶苦茶だ…。
それはさておいて、ここからは僕が真・女神転生3 HD REMASTERを10時間ぐらいSwitchで遊んでみた感想です。
先にまとめて言っておくと、Swicth版買うのは少し待った方がいいかもしれないと思います。理由は後述しますが。
ただPS4版に関してはあんまり詳しいこと分からないので、他の方の意見を参考にしてくれると幸いです。
なお、真3のプレイ経験はPS2版を軽く触った程度です。
ギンザ地下街手前ぐらいまではやったかなぁ…。
チンパト(チン×4に先制を取られ、自分が行動する前に全滅する展開)のやばさぐらいまでは知ってます。それではいきましょう。
【+】圧倒的没入感は健在
真3といえば戦闘システムから一気に没入していく魅力しかり、東京受胎からゴリゴリ展開する怒涛の世界観構築しかりと勢い良くすすんでいく点がかなりのプラスポイントだと思っています。
もちろんパトるけども。パトりも含めてよくできた作品だと思います。
これがHD画質で帰ってくるわけですから、やっぱり没入感は凄く高いです。
やっぱり戦闘の面白さはピカイチ。
伝説的戦闘システム「プレスターンバトル」の原点は、HD版になっても息づいています。
プレスターンバトルとは…と説明したいところなのですが、正直複雑すぎて自分には無理なので、他の方の素晴らしい解説を上げておきます。申し訳ないです。
システム的には後続になる「アバチュ」の方がパズル感覚を含め完成されているという印象も持ちますが、マガタマと呼ばれる魔法習得装備と仲魔内の魔法調節が上手くできればデッキメイクもできるため、スキル調整をする楽しさはあります。
かつそこに出てくる悪魔でどうやりくりするか、どう理不尽極まりないボスにぶち当たっていくかを考えるのは今後のシリーズ展開における基盤だと感じました。
ちなみに僕が10時間でたどり着いた結論は、ラクンダ+タルカジャ+気合いでした。今までと変わらないような…(もちろん魔法習得でも十分戦えると思います)。
ちなみに僕はマタドール先生と戦うのは今作が初めてだったのですが、教官と呼ばれているだけはあると感じました。
赤のカポーテは、プレスターンバトルで何が大事かを表現するスキルであり、まさにメガテン3の洗礼です。
アバチュでは僕がスクカジャ×4を真っ先にやっていたので、「こやつ、やりおる…!」と思いました。
やっぱプレスターンバトルの肝は回避率。これだけは真実を伝えたかった。
【+】序盤簡単になってるかも!
個人的に思ったことです。
実は購入前夜に初見プレイをしている配信者の動画を見て、「チンパトしてるやんwww」と煽ってやろうと思っていました。
酷いゲスですね。
ただおそらく真3プレイヤーで初見配信者のプレイ見ている人は大体同じ思考をしていると思います。嘘です。
まぁともかく配信を見ていたんですが、ギンザまでに一切チンパトしねぇわ、新宿衛生病院のフォルネウスのマハブフはほとんど当たってないわ、序盤の鬼門がなくなっているように感じました。
原因は圧倒的理不尽要素の排除と、回避率の上昇にあるような気がします。チンパトらしきエンカもチン×5の先制なしだったので、おそらく理不尽要素は排除されたのかもしれません。
回避率上昇は、特にマハ系呪文を受けた際に露骨に表れているような気がします。
結構な頻度で呪文回避したり、序盤の敵は反射や無効を理解せず攻撃しているような要素も見られるので、全体的にPS2版よりも楽に進めると思います。
ただし、回避率が上がってもマタドールがキツかったりと関門が全くないわけではないので、バランスはとれているように感じました。
ここまで言っておいてなんですが、これはあくまで難易度ノーマルでの話です。難易度ハードでは多分話が変わってきます。
ガキパト食らいまくってるツイートは見かけたので、ハードは地獄絵図だと思います。
歯ごたえを味わいたい方はハードの方がいいのではないでしょうか。多分ノーマルは若干味気ないです。それもいいとは思うけど。
【+】初心者も経験者も救済するDLC
何よりDLCが初心者にも経験者にも有難い。
前々から紹介されていたダンテDLCやマーシフルDLCに加えて、「経験値とマッカ(お金)を稼ぎまくれるダンジョンに行けるDLC」が販売されています。
真4から追加されたシステムではありますが、すっごい助かります。
僕は経験値しか買ってないんですけど、かなり渋い経験値を自分で調整できるのはとても大きな魅力です。
レベリングがあんまり好きじゃない、とりあえずストーリー走ってみたいという方にもおすすめ。
一気にレベル上げられるので、初見プレイヤーでも躓くリスクが減ると思います。
多少お金がかかるとはいえ、PS2版の「難しい!」というイメージに、自分から手を加えてある程度マイルドにできるのはとても助かります。
悪魔合体というシリーズを象徴するシステムを楽しむためにはレベリングが必須だったり、これまた悪魔交渉を楽しむためにはマッカやアイテムが必須だったりするので、システムをよりサクッと楽しめるのは現代のゲームに合っているのではないでしょうか。
もちろん、高難易度を味わうためにもあえてDLCを買わないということもできますし、取捨選択ができるのもプレイヤーの好みに合わせられるメリットだと思います。
【+】携帯できる!
これが最大の魅力ではないでしょうか。
やっぱりこの名作を携帯して遊べるのは大きい。
出先だったり、通勤通学のちょっとした時間にSwitchで真3が遊べるなんてすごい時代です。
しかもリマスター。ボイスまで付いちゃって超お得。
僕はSwitch Liteで自宅で遊んでいますが、PCでゲームしてるときと変わらないぐらい集中して遊べますし、十分楽しめます。
プレイを誰かとシェアすることで、真3特有の緊張感を身近なあの人と楽しめちゃいます。なんという贅沢…。
ちなみに余談なんですけど、敵のボイスによってはだいぶヤバめなSEがついてたりするので、公共の場ではイヤホン漏れしないように気をつけましょう。あとピクシーの声が可愛いです。深い。
【-】序盤の違和感が既プレイ勢には響くかも
先ほど序盤が簡単になった!と言いましたが、裏を返せば既プレイヤーからすると味気ない、ということになります。
僕は難易度ノーマルでプレイしていますが、今のところパトるシーンほとんど見てませんし…。
ちなみに現時点でトール撃破後です。
この先、モト劇場とか出てくるんですかね…。
おそらくゲームが進むたびにえげつなさが上がっていくのは間違いないのでしょうが、チンパトがなかったことから理不尽要素が徹底的に排除されているのではないか、という不安もあります。
やっぱりゲームの理不尽さもメガテン3だったような気がするので、今後に期待…というところですかね。期待したくない気持ちも半分ありますけど。
【-】Switch版は処理落ちがエグい
これが今買うのを待ってほしい一番の理由です。
ゲームとしてはむちゃくちゃ面白いんですけど、それ以外の要素が邪魔してしまっているのが一番の問題点だと思います。
具体的にどういう処理落ちかというと、
・ステータス画面でキャラを見るたび処理落ち。
・戦闘中気合いを入れるだけで処理落ち。
・中級魔法(マハブフーラ)で処理落ち。
・マガタマ画面表示で処理落ち。
・なんなら起動直後のマガタマの回転だけで処理落ちしている気がする。
もちろんSwitch自体ハード性能の限界があるという事実は他のゲームでもちょこちょこ言われてきましたが、実際感じてみるとそこそこしんどいです。
PS2版の真3に愛情があればそこまで不快にならないかもしれませんが、普通のプレイヤーには響くかもしれません。
携帯との諸刃の剣かも…。今後のアプデで修正されればいいのですが…。
総評
個人的にはすごく面白い作品だと思います。
やっぱりRPGの名作を新作ハードで味わえるのは見事です。
ただし、かなり処理落ちの負荷があるため、Switchでのプレイはもう少し見送ってみてもいいかもしれません。
プレイしやすさ的にはPS2版よりもこっちの方が圧倒的に楽なので、今から真3始めます!って方はPS4版を購入することをお勧めします。
今後はクリアしたら記事書くつもりではあるので、その際に全ての感想を述べていこうと思います。
それでは、またクリア後に。