もういちど生まれる
「大学ってそういうところだ。無責任を背負って、自由を装っている。」
わたしはもうすぐ大学を卒業する。この本のこの言葉が自分の中の大学生活を表しているようで、ものすごく胸に響いた。
まだ大人では無いことを言い訳に、人に多少の迷惑をかけても、自分の利益だけを考えても、「学生であるから」許される。そんな当たり前で屁理屈なことを、私達は知っている。自分達の特権とさえ思っている。そして、時間や時間を使って得たお金を自由に使えるから、私はこんなに自由で、楽しくて、充実していることをそれぞ