ロンドン自然史博物館
「これぞロンドン」というような外観をしたロンドン自然史博物館(National History Museum)
イギリス最大の自然史博物館であり、世界でもトップクラスのクオリティといわれています。
場所は、イギリス、ロンドンのサウスケンジントン。近くには、V&Aや科学博物館などもあり、日本の上野みたいな感じのところです。イギリスの美術館、博物館あるあるですが、基本的に無料で入場できます。
私が訪れてみて感じた魅力をいくつか紹介します。
魅力1 建物が美しい
なんと博物館の始まりは1753年。現在のような外観が完成したのは1881年といわれています。
あまり建築に詳しくない素人の私でも、この建物は凄いと思いました。
外観だけでなく、内装も凝っており、展示物を観ることを忘れてしまいそうなほど魅力的な建物でした。
どこから見ても美しくて壮大な建物でした。
このように遠目で見るとわからないような、細かな装飾が館内の至る所に見受けられました。
このさりげないサル、上の写真の中に何匹いると思いますか?
私が数えたところでは、15匹でした。
おそらく手前のサルに隠れて見えなくなってしまってるサルたちが沢山いると思うので、実際はもっと多いと思います、、。
さりげなくて可愛いし、見つけることができると嬉しくなります。
魅力2 豊富なエリアと展示物
館内は、大きく Red, green, Blue, Orange の4つのゾーンに分かれています。
Blue Zone
ここには、恐竜や哺乳類の展示がありました。
特に恐竜の展示は人気でとても混んでいました。
恐竜コーナーの中には、博物館側の気合が感じられる演出がたくさんあってとても面白かったです。(恐竜と記念撮影ができるスポット、動く巨大な恐竜など)
クリスマスに行った時には、クリスマス柄のセーターを着た恐竜を見ることができました。だいぶ可愛らしくなっていて、あまり迫力は感じられませんでした、、。
哺乳類の剥製は、日本の国立科学博物館と似たような感じでした。
Green Zone
ここには、昆虫、鳥、鉱物などが展示されています。
昆虫エリアは昆虫好きにはたまらないと思いますが、私は苦手なのでほぼ見てません、、。
気になる方は、行ってみてください!
Red Zone
ここには、火山、地震、地球の誕生に関する展示がありました。
正直、あまり期待せずこのエリアに行ったのですが、とても楽しかったです。
なんと、阪神淡路大震災の時の地震を体験できるコーナーがありました。
「地震といえば日本」と思われているようで、なんだか悲しい気もしましたが、日本のお菓子やラーメンなどが展示されていて面白かったです。揺れもかなり強かったです。
Orenge Zone
ここには、ダーウィンのコレクションが展示されていました。私は小さい頃から「ダーウィンが来た!」が大好きだったので、結構楽しめましたが、館内では一番人気のないゾーンのようです。
魅力3 子供たち
私が行ったのは、現地の学校が休みの期間だったので、館内は家族連れで溢れていました。
イギリスの子供は、なんだかとても伸び伸びとしていて、思うがままに生きてるなぁと感じました。恐竜コーナーには、恐竜の着ぐるみを着ている子供たちがたくさんいてとても可愛かったです。
そんな現地の子が面白くて、館内で展示と同じくらい、いや展示以上に見入ってしまい、観察してしまいました、、。
また、ベンチで疲れ切っているお父さんを観察することもとても楽しいのでおすすめです。
魅力4 くまのパディントンのロケ地
「パディントン」という映画を知っていますか?
舞台はロンドンで、くまのパディントンが主人公の映画なのですが、このシリーズの一作目にロンドン自然史博物館がで出てきます。
映画の中で、パディントンは自然史博物館の剝製にされてしまいそうになります、、。
展示されている骨が鯨ではないですが、この博物館が使われています。
昼間と夜で全く雰囲気は違いますが、同じ場所です。
まとめ
こんな感じでロンドン自然史博物館には、展示物だけではない、建築や内装、体験型のアクティビティなどの様々な魅力がありました。
最初は「自然史博物館」という名前なので、動物や植物の剥製や骨ばかりが展示されているのかなと思っていたけれど、実際はそんなことはありませんでした。隠れミッキーのような動物たちの内装や動く恐竜、地震コーナーなど一日では見尽くせないほど面白かったです。
子供だけでなく大人も楽しめる博物館なので、是非ロンドンを訪れた際には行ってみてください。
参考資料