僕の建築新人戦との付き合い方?(ベーシック)
8月上旬、前期の学期末テストそして、設計課題が終わったころだと思う。
前期の忙しさから解放され、真夏のビーチ、サークルの合宿、海外旅行、考え得る愉快で快活なイベントを想像する。僕はきっと頬の重力が溶け出したようなだらしない顔をしていたに違いない。
とりあえず今はゆったりとした時間を過ごそうと思ったその背後から、ねっとりとした鈍い視線。ニチャ
振り向いたそこには、じっとこちらを見つめて僕の動きを捉えて離さない何かが。
そう、その子が「建築新人戦」である。
僕らの貴重な