【3分で読める】マーケティング:ATLとBTL(木戸)
博報堂時代の『心・技・体』…技その⑫
めちゃくちゃ久々の投稿になります。
HDAの木戸です。
冬シーズンは、「チェアスキーでパラリンピック出場」という夢に向かってトレーニングやレースがあるので、なかなか投稿の時間がとれず、前回の投稿から時間が経ってしまいました。
チェアスキーの話も、障がい者になったからこそ生まれた、現役アスリートとしての新たなチャレンジなので、またどこかで紹介します。
さて、僕、木戸は、HDAの仕事とは別に、ランチデリバリー・キッチンカー事業もしています。
今日も、先ほどデリバリーを終えて帰ってきました。
今、今週から始めた新規獲得施策で、「お茶菓子ついてくる」施策を開始しています。2つの方法で、ターゲットに告知しています。
●1つ目はインスタ(ATL)です。
インスタアカウントにアップし、告知しています。
インスタは、基本的には個人(家族)が見ているので、そうしたターゲットを狙って告知しています。
●2つ目はチラシ郵送(BTL)です。
ランチ難民が発生してそうな(デリバリー需要が高そうな)エリア、特に倉庫や工場が集まるエリアに向けて、チラシとメッセージを同封して郵送しています。
ここで、今日のテーマですが、ATLとBTLというマーケティングの考え方です。
ATLというのは、Above the LINE(アバウブ・ザ・ライン)。
Above the LINE(アバウブ・ザ・ライン)とは、直訳すると「ラインの上」、つまりはメディアを活用したオンラインの空中戦の施策です。
*TVCMや新聞などのメディア、またはSNSなどのネット広告も含めた施策です。
BTLというのは、Brlow the LINE(ビロウ・ザ・ライン)。
Brlow the LINE(ビロウ・ザ・ライン)とは、逆に「ラインの下」、つまりはATL以外のメディアを使わない地上戦の施策です。
*チラシ配り、口コミ、店頭施策、商品べた付けなどの施策です。
マーケティング施策を考えるとき、ATLとBTLに切り分けて考えると整理できます。
さらには、そこに、ターゲットの対抗軸をマトリックスで掛け合わせると、優先順位がつけやすくなります。
例えば、【手法】ATL/BTL×若者/高齢者【ターゲット】とか、
【手法】ATL/BTL×個人/企業【ターゲット】とか。
若者だとATLの方が届きやすいし、企業だとBTLの方が接点を持ちやすい。
僕らのランチの商品は、どちらかと言うと若者よりも高齢(とまで言わないけど中年くらい)の方、個人よりも企業のリピートがお客様の軸なので、ATLよりもBTLに重き(予算や時間)を置いて施策を売っています。
是非、参考にしてみてください。
このnoteでは、★色んな働き方、生き方があるということをシェアして、結果的に、多くの人が目の前の仕事に忙殺されるだけの人生ではなく、自分の意志で取捨選択した人生やキャリアを歩める世の中になることを願って書こうと思います。僕にとっては、博報堂時代のサラリーマン人生も、その後のフリーの木戸俊介としての経験も、どちらも欠かすことはできません。両方あるから、今の木戸俊介がいると思っています。そういう意味では、特に、今後の将来に対する期待と不安が入り混じる同世代、★29歳~38歳の企業マンに向けて話すつもりで書けたら良いなと思っています。