チスレリズマブ(ベイジーン)
チスレリズマブは、プログラム細胞死-1(PD-1)受容体に対するヒト化免疫グロブリンG4(IgG4)モノクローナル抗体です。
今日はこれをほっていきます!
ちなみにFDAにて2024/03/13に承認され、製品名は「Tevimbra(ティビムブラ)」です。適応症は以前に全身化学療法を受けた切除不能または転移性の食道扁平上皮癌(ESCC)の治療となってます。
さらに余談ですが本国である中国では
製品名:百泽安(Bai Ze An)として、中国国家薬品監督管理局(NMPA)から2022年3月11日に承認されました。
作用機序
要はオプジーボ&キイトルーダの類薬です。
T細胞のPD-1を抗体で潰すことで、がん細胞がたすPD-1Lと結合できなくして免疫逃避を防ぐ役割をもっています。
この動画をみれば一発でわかります!
さらに、この抗体は、特にFcγ受容体への結合を最小限に抑えるように設計されています。
具体的には、Fc領域の遺伝子工学により、FcγRI受容体への結合を抑制し、抗体依存性貪食作用(ADCP)によるT細胞のクリアランスを防ぎます。
これにより、抗PD-1療法に対する耐性を減少させ、免疫監視を強化します 。
チスレリズマブの特徴
ちょっと何言ってるかよくわからないですよね?
もう少し詳しく紹介します。
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