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DONQ52(中外製薬)
中外製薬が開発中の新薬「DONQ52」
— チクチク@製薬ブログ (@mrnetinfo) December 26, 2023
Nature Communicationsに掲載された非臨床研究の結果が発表👏#製薬プレス解説
DONQ52は、セリアック病に関連するグルテンペプチドとHLA-DQ2.5の複合体に対し、免疫反応を選択的に抑制するマルチスペシフィック抗体。… pic.twitter.com/OnkeS5Dpa1
セリアック病とは
セリアック病は、小麦などのグルテン含有食品を摂取することで、免疫系が誤って体の組織を攻撃してしまう自己免疫疾患です。この免疫反応は、腸の損傷や栄養吸収不良などを引き起こす可能性があります。なお現在の治療はグルテンフリー対応のみで治療ニーズは強い。
欧米は日本より頻度が高く、全体の1%ほど 日本は諸説ありますが、だいたい0.05%…約6万人くらいの疾患です。
DONQ52の作用機序
1. T細胞の活性化阻害: DONQ52は、グルテンに対する免疫反応の中心であるT細胞を直接的に抑制します。具体的には、T細胞受容体(TCR)とHLA-DQ2.5/グルテンペプチドの複合体の結合を阻害します。これにより、グルテンによって引き起こされる免疫反応を抑制することができます。
2. グルテンペプチドとの結合: DONQ52は、25種類以上のグルテン由来ペプチドに結合します。これにより、グルテンが免疫系に認識されるのを防ぎ、異常な免疫反応の発生を抑えます。
25種類に交叉した特異性持たせるのは単純にすごい…意味不明な凄さです。
臨床試験
- DONQ52は、現在セリアック病を対象に第I相臨床試験が進行中です。この試験では、DONQ52の安全性、有効性、および最適な用量が評価されています。
アナリストによる中外製薬の評価
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