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【プレミアリーグ】不完全燃焼のまま昨季で去った選手の現在地
欧州フットボールは各リーグ12節前後消化しており序盤戦が終了している。
W杯を前にして各クラブの状況はさまざまであり、新戦力として加入した選手の評価も一通り出ている。
今回は昨季一杯で不完全燃焼のままプレミアリーグを去った選手達の現状を調べてみた。
エディンソン・カバーニ(マンU→バレンシア)
チーム順位:10位 / 7試合 4得点(PK2)
クラブ事情も相まって不完全燃焼というより、真価を発揮できないまま2シーズンを過ごして契約満了でマンUを去ったカバーニ。
マンUではプレミアで合計12点を決め、献身性の高さや味方を生かす活躍もしていたが、お互い幸せではなかった印象。
新天地にはバレンシアを選び、再び初挑戦となるリーガの舞台で背番号7を身に着け戦っている。
第6節に初出場すると7試合連続で先発出場を続け、すでにPKの2点を含む4点を決めている。
来年2月には36歳になるが、まだまだその力は顕在なようだ。
ティモ・ヴェルナー(チェルシー→ライプツィヒ)
チーム順位:6位 / 9試合 4得点
2020-21の夏に約70億円の移籍金でライプツィヒから鳴り物入りで加入したヴェルナー。
スピードを武器にCL優勝などに貢献したが、FWとしては決定力がもの足りず絶対的なレギュラーを掴めないまま2シーズンで退団した。
チェルシーでは、プレミアリーグ10得意9アシストだった。
約40億円の移籍金でライプツィヒに復帰した。
レギュラーとしてプレーしており、今季はここまで9試合に出場し4得点。
まだ26歳と若いので、かつてのような活躍をすれば再びビッククラブへの移籍があるかもしれない。
もしくはライプツィヒのレジェンドにもなりうる。
ロス・バークリー(チェルシー→ニース)
チーム順位:12位 / 6試合
エヴァートンユース出身で、18歳の若さでプレミアリーグデビューを果たすなど早い段階で頭角を現していた。
レンタルで経験を積んだのち、エヴァートン復帰してからは中心選手として活躍し2016W杯のメンバーにも選出されている。
2017-18シーズンにチェルシーにステップアップするも、負傷の多さもあってレギュラーを掴めなかった。
途中出場が多く徐々にクラブの構想から外れていき、2020-21にはアストン・ヴィラにレンタルされた。
双方合意のもと契約を解除し、今季から初海外となるリーグ・アンのニースに加入した。
7節に途中出場で初出場を果たし、直近2試合は先発出場と少しずつリーグやクラブに適応できているようだ。
このままもう一花咲かすことができるだろうか。
ちなみに、ニースには、ラムジー(元アーセナル)、シュマイケル(レスター)、シュナイデルラン(元マンU)、ペペ(アーセナルからレンタル)などプレミア経験者がたくさん所属している。
南野拓実(リヴァプール→モナコ)
チーム順位:7位 / 7試合 1得点
今季こそ調子が悪いが、昨季までは無類の強さを誇っていたリヴァプールに移籍した南野。
ライバルがあまりにも強く熾烈なポジション争いに敗れ、出場機会はかなり限られていた。
それでもカップ戦を中心に少ないチャンスをものにすることで、優勝に貢献したきたため、やや歯がゆい退団となった。
今季からモナコ加入したものの、途中出場が多く現在1得点とやや苦戦している。
リヴァプールの現状や同じ日本人でリーグ・アン初挑戦の伊東が躍動しているのを見ても、今のところは失敗気味である。
これから盛り返すことができるだろうか。
お読みいただきありがとうございました。