オリンピック考
いろいろ考えてみた。
いろいろ感じている。
「アスリートのことを考えて『あげる』と」という意見には反発を覚える。
今、生死の境に居る患者を持っている家族の心中を思うと、たかが運動会でしかないオリンピックにそれだけ注力するべきなのか?
頑張ってきたアスリートのためとは、高校球児のために甲子園を開催してあげるべきだと同じ『感傷的な 自分勝手な感情論』にしか感じられない。
大阪が医療崩壊の中で、オリンピックのための看護師を500人を要請するオリンピック委員会の無神経さにも神経を逆なでされる。
『たかが運動会』に500人も集められるのなら、今すぐ大阪に投入すべきなのでは? そんなことも思いつかなくて、自分が大事なオリンピックのためだけの発言を繰り返す事務局と委員長と五輪相のKY体質。
バッハが「日本人は不屈の精神で・・・」と言っている。
テレビ放映利権に埋まって、『アスリート』という隠れ蓑にくるまって、しょせん黄色人種の事だから白人には従うのが当たり前 のような上から目線の『精神論 やればできる』の発言も気にくわない。
国内感染、医療崩壊で苦しむのはバッハやヨーロッパ人ではなくて日本人なのだから『精神論』と『アスリート擁護論』と、上から目線で『愚かな黄色人種に白人様が指示している』ことが見え見えの発言が、バッハの本性をさらけ出している。
一年以上コロナが続いているのに、医療改善もできない、ワクチン手配も遅れ遅れ、変異株の発生を さも新しい脅威のように取り扱う推論能力の欠如。小児麻痺ワクチンの時には発揮された巨大接種プロジェクトは他の国の歴史なのかと思わせる厚労省の無能さ。内閣の無能さ。官僚の蒙昧さ。
すでにオリンピックの『経済効果』すらなくなっている。
逆に、国民の健康な生活への脅威になる可能性がますます高まってきている。経済損失が生じる可能性の方が大きい。
ワクチンはいわゆる先進諸国にしか効力を発していない。
インドのように感染爆発が継続している、夏に収束するかなど夢物語としか思えないのが全世界の状況。
先進数か国以外のほとんどの『世界』は感染拡大中なのに、その全世界から、選手・随員・報道関係者という膨大な人数を入国させる愚を、未だに犯そうとしている。
犯そうとしている。つまり犯罪にも等しい、いや『国民の健康生活』には犯罪よりもひどいことをしようとしている。
すべてを『アスリートのために オリンピックの平和精神のために』の『美談』にくるんで、毒を飲ませようとしている。
一年以上有効なコロナ対策ができなかった政治家と役人。
その無能な集団から『選抜されて』派遣された者から構成されている日本の委員会。
所詮黄色人種の国の事と日本人の命を軽視し、自分たちの既得権益が大事なIOC。
無能と利権の集団だけが推し進めようとしているオリンピックには、開催するべき意味があるのか?
オリンピックの中止を勧告します。
bye
ありがとー