『歌』考
ネットで注目されてテレビで話題になりメジャー化する。
カラオケ喫茶で演歌をうなっている高齢者と違って、近年は生まれたときからカラオケがあります。
音楽は生活の中であふれています。
音楽教育は、義務教育でも習い事でも昔の比較にならないほどに発展しています。
何が言いたいって?
演歌一曲を『習いに行って うまいと言われて歌っている』世代に比べてはるかに平成―令和世代は『歌がうまい』のです。
良し悪しは別としても、耳に音楽が流れ込んでくるのが日常です。
それも、ディジタル化されて小型化されて音質が格段に良いものを聞いているから自然と『耳が肥える』
耳が肥えると自分の歌が音程に載っていることがすぐに分かるから、自然と歌が上手くなる。
不幸なことに、昭和中期までの世代は『環境が悪くて日常に音楽が無く=音楽は聞きに行くもので 周囲には満ちていなかった』から、耳が肥えていない、だから自分の音痴を自覚できない。
音楽の持ち歩きは太古のウォークマンから始まったのでしょう(推測)
並行したディジタル化やその他もろもろで音質も格段に向上。
さらに、『国民の努力 いやお母さんたちの意地』でやってきた音楽教育の効果もあって、昭和後期から平成令和の世代は『歌がうまい』
高齢者のアレは『修行してようやくどうにかなった』ものであり、昭和後期以降の若者は『何気なく気楽にうまく歌が歌える』世代。
つまり、若者の歌は「どうにかがまんできる」けど、カラオケ演歌が命の高齢者の歌は「自分たちの中だけで楽しんで」ほしい ということです。
bye
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