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体験にお金を使う

カエル男です。

私は吝嗇家、ケチな方だと思います。自分ではその自覚はないですが、嫁氏からそう言われるので、きっとそうなんだと思います。

誤解なきように言うと、無駄なこと・不必要なことにお金(と時間)を使いたくない派なんです。

例えば、ご飯。気になってたお店、話題のお店に行くなら、お金は惜しみません。誰かと会って話すのが目的であれば、場所代として全然払います。

お腹減ったから会社の近くで食べよう、出先の近くで適当に済ませちゃおう、みたいな時にお金を使うのが嫌なんです。無駄なお金とカウントしてしまい、割り切ってスーパーでおにぎりと野菜ジュース買って済ませちゃいます。

例えば、お酒。日本酒が大好きなので、しょっちゅう酒屋さんで一升瓶を買ってます。何度か飲んだことある好きな銘柄、飲んだことない美味しそうな銘柄、ぽんぽん買ってます。

一方で、同僚との飲み会には、あまり行きません。居酒屋で飲むお酒も美味しいですが、どうせ話す内容は仕事の愚痴とか噂話とかなので、これも無駄なこととカウントしちゃいます。

飲み会いけば数千円かかります。それなら、新しい日本酒1升瓶を買った方がぜんぜん有意義ですからね。

なので、ケチと言うよりは、お金の使い道に明確に線を引いている、だと思っています。

そんな私が、子どもを連れてお祭りに行ってきまして。ギックリ腰で行けない嫁氏から軍資金1万円を預かり、子ども2人を連れて行ってきました。

余ったお釣りは懐に入れてしまおうと密かに考えていましたが、ポテトフライ、輪投げ、ボール投げ、かき氷、りんご飴‥とブラブラ散策しながら、気付けばほとんど使い切っていました。

お祭りなので、言葉通り、お祭り気分で浮かれていたのかもしれませんが、こういう体験ってなかなか出来ませんし、子どもも楽しんでたので、ついつい使ってしまった感じです。

単純に、ポテトフライ500円とか、ボール投げ500円とか、それだけで見たらだいぶ高いと思います。ぼったくりまで言いませんが、かなり吹っかけてる金額だと思います。

でも、つい使っちゃうんです。泣く泣くというより、楽しんで支払ってる感覚です。家族でお祭りを楽しむ、という体験に価値があると思っているからだと思います。高いなーとは思いながらも、滅多にできない体験だからいいや、と言う気持ちで、ポンポンとお金を使っていました。

こういうのを、体験価値と呼ぶのでしょう。仕事で何かを売らなきゃいけない時も、そのものの価値を伝えるより、それを使うとどういう体験ができるか、的な体験価値を伝えてみると良いのかもしれません。

では。

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