はじめて化学的流産したときのこと
2016年5月 結婚(28歳)
2017年4月 転職(29歳)
2017年12月 妊活開始(29歳)
2018年4月 不正出血が続き、産婦人科へ(30歳)
結婚して1年半、転職して1年弱。そろそろ転職先での仕事にも慣れてきたし、30歳くらいで1人目もほしい。うっかり転職を挟んでしまったおかげで、当初の予定よりも1年ほど遅くなりましたが、避妊しなければすぐ妊娠するんだろうな、なんて思いながら気軽な気持ちではじめた妊活。
でも、5ヶ月チャレンジしてもなかなか妊娠しない...。不正出血が続いていたこともあり、2018年の4月末に職場近くの産婦人科を受診しました。
これが私の不妊治療のスタートでした。
結果は特に異常なし。「でも、なかなか妊娠しなくて」そうお医者さんに伝えると、卵胞の大きさを測ってくれました。
「週末排卵しそうだね。タイミング取れる?」
それまで不妊治療の知識がまるでなかった私は、「タイミング」という単語を聞くのも初めて。
「タイミング...ですか...?」と聞き返したのを覚えています。
指定された日にするなんて変な感じ、と思いながらも、無事に任務を終えました。GWの初日だったのを覚えています。
でも、そのタイミングで家族が大怪我。対応に追われてバタバタと過ごしていたため、その後の経過はあまり気にしていませんでした。
家族の容態が落ち着き、私も普通の生活に戻り始めた5月中旬。「なんか眠い...」20時ごろなのにとてつもない眠気に襲われました。そういえば生理も来ていません。忙しくしていたから、ホルモンバランスも乱れてるんだろう、くらいに考えていましたが、念のため妊娠検査薬を。しかも、当時夜間に通いはじめたばかりの大学院のトイレで。
結果は陽性。嬉しくてその場で夫に画像を送りました。
すぐに、タイミングを見てくれた病院にも行き、「陽性でした!」と報告。先生は喜んでくれましたが、胎嚢はまだ見えません。
結局、「また来週来てね」の「来週」が来る前に出血してしまいました。
「この時期の出血はどうしようもないから...」と先生。ネットで調べてみても、この時期にダメになってしまう人は多いそう。
夫は残念がっていましたが、「でも妊娠する力はあるってことだよね!病院に行ったら1回で妊娠できたし!」とこの時はまだ前向きに考えることができていました。