先日お亡くなりになった風月の社長さんにお礼しに行きました。
北海道のお好み焼き屋さん「風月」ってご存じですか?
昭和42年から存在し、北海道では有名なお好み焼き屋さんです。
私の若かりし頃はデートに良く使ったり、最近では何年かに一回妻と行っていたお店でした。
今年に入ってから2月くらいでしょうか、妻とイオンに買い物に行ったときにランチに「ふらっと」立ち寄った風月でとある出来事が・・・
厨房から社長さんが出てきた
妻と食事をしていると突如高齢の白衣を着た方がお客さんの席をひと席ずつ周り名刺を渡している。
何が起きているのか妻と目を合わせその方がいよいよ私たちの席に・・・
すると名刺を渡され「風月の社長です。本日はご来店ありがとうございます」と
社長さんかと驚きましたがこんな「仏様」のような穏やかな方が社長で、ご高齢にもかかわらず、お客様の席を回り頭を下げる。
正直関心しました。
体からにじみ出るオーラ、あふれ出る穏やかさ、素敵な笑顔に私たち夫婦は引きこまれ何点か質問をしました。
社長に私たちは質問をした
私「今何店舗位経営されているのですか?」
社長「一時は沢山の店舗を経営していました」
私「昔からよく利用させていただいています」
社長「バブルの時は多くの店舗を経営してましたが、店舗経営は目の届く範囲で経営するのが一番です」
こんな話だったと思います。わずかな時間でしたが、その後も客席を回る社長さんに感心して店を後にしました。
普段はあまりお好み焼きは食べないのですが、その日はおそらく社長さんに引き寄せられて「風月」に入ったのだと思います。
お亡くなりになっていました
令和4年8月2日にお亡くなりになったことを新聞で知り非常に残念な思いになりました。
一度しかお目に掛かれませんでしたが、本当に素敵な方でした。またどこかのお店でお会いできたらと思っていたので残念です。
また引き込まれました。
本日妻との買い物で、たまに行くイオンに・・・このイオンは自宅から30分くらいのところにあり、普段あまり行かないのですが、長男の衣料品を探しに立ち寄りました。
お昼近くになりお腹がすいたところで、フードコートに行きました。普段なら簡単に「マック」などで済ませるものの社長さんの事を思い出し「風月」へ・・・
感謝の気持ちを伝えに行っちゃいました・・・
変わらずおいしい味
ふっくらのお好み焼きと、太麺の味のしっかりした焼きそばに舌鼓!奥から社長さん出てこないかな?など思いながらご冥福をお祈りし、心の中で社長さんにお別れを伝えてきました。
「風月」今後も変わらず利用したいと思います。ご冥福をお祈りします。
ご馳走様でした。