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最近、春闘が近くなってきて、賃上げが色々問題になっているが、また、また、働かないオジサン問題。働かないオジサンまで賃上げするのか?と、余計に目立ってしまう。

働かないオジサンだけが悪いわけじゃない、と前々からワニは主張しているが、この図を見ると、

https://diamond.jp/

日本のほとんどの企業の給与カーブが若い世代が抑えられていて、その分後半のオジサン世代の分に盛られている。その損益分岐点が45歳(上の図のX点)だと言うのである。

うーん・・・45歳というと、大卒で入社すると入社23年か。普通だと管理職に昇進して今が一番脂の乗り切った頃だと思う。

一般的な企業では、
55歳で役職定年
60歳で定年
65歳で年金支給

55歳で役職定年になるとヒラになって、年収が3割程減るのがほとんどだと思う。そう考えると45歳〜55歳が、それまで年齢が若かった頃の分を挽回して取り返す時期でもあるのである。

上のグラフでは報酬の先が定年までまっすぐ延びているが、実際は55歳の役職定年からは下がっているのではないだろうか?

そうなると・・・45歳〜55歳まではそれなりに努力すれば昇進し、若い頃の世代の分を取り戻せるが、55歳で役職定年になると上のグラグはガクッと落ちるので、頑張っても取り戻せない。

ただでさえ、役職の肩書、権限を奪い取られている上に、報酬がガクッと落ちている・・・こんな状況で、モチベーションが沸くワケがない。

何度も言っているように、働かないオジサンは本人だけが悪いわけではない。上のページにもかいてあるように働かないオジサンは今の日本の人事制度が生み出している副産物なのである。

人事制度が変わらない限り、毎年毎年一定の人数で働かないオジサンを生み出している。働かないオジサンをリストラや出向、転籍で追い出しても、毎年毎年生み出されるので堂々巡りなのである。

しかし・・・働かないオジサンは本当に働「け」ないオジサンか?よく考えてほしい。日本の定年が昭和の戦後の頃は55歳で、平均寿命が延びると共に、60歳、65歳(予定)と延びていっている。その中で今の55歳と言う年齢は戦後の55歳と同じか?

今の55歳は戦後の55歳と比べれが若々しく、まだまだ働けるエネルギーが残っているのではないか?まだ、まだ頑張れる。いや、頑張らなければならない。ここはオジサン達は奮起して立ち上がらなければならないところである。

それと、同時に日本の企業は人事制度を見直してほしい。オジサン達をどっかに追いやることばかり考えないで、いい加減、昭和から変わらない人事制度を見直してほしい。55歳を超えてもオジサン達が生き生きと仕事ができるような制度になってほしいと切に願うものである。

頑張れオジサン!(ワニも、そうだけどな)

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100ワニをパクって退職エントリでバズろうとしたけど、全然バズらなかったワニ。 副業のオファーあればよろしくお願いします。 Twitterのフォローもよろしくおねがいします。@180wani