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UESHIMA MUSEUM(植島美術館)に行ってみた!

みなさんこんにちは!
私は先日、友達と植島美術館に行って来ました。今回の美術館のテーマは「同時代性」で現代アートが多く展示されていました。
記事では美術館の様子と自分が特に目に入った作品を紹介したいと思います

植島美術館ってなに?

UESHIMA MUSEUM(植島美術館)は、渋谷教育学園の敷地内に位置していて、この美術館は、渋谷教育学園幕張高等学校の卒業生である植島幹九郎氏が、自身の現代アートコレクションを一般に公開するために1988年に設立しました。美術館の建物は、かつてブリティッシュ・スクール・イン・東京が使用していた施設をリノベーションし、「渋谷教育学園 植島タワー」として再生されたもので、UESHIMA MUSEUMと渋谷教育学園は、同学園の敷地内に美術館が設立され、教育機関と連携して次世代を担う若者に現代アートに触れる機会を提供する場所となっています。コレクションには、ゲルハルト・リヒター、アンディ・ウォーホル、オラファー・エリアソン、塩田千春、宮永愛子、名和晃平、奈良美智など、700点超の作品が含まれています。

どこにあるの?

最寄り駅は渋谷駅となっており宮益坂口から徒歩10分くらいの所にありました。(周りに渋谷教育学園があるため、ほんとに会っているのか、自分と友達も困ってしましました,)

作品紹介

展示は、地下1階〜地上5階まで展示があり、階段にも作品が置いてありました。どの部屋も入る前に事前に買っておいたオンラインチケットのQRをかざして部屋に入る必要がありました。

「Sowing confusion amongst the titles, or The squatters (Tiger meet Hiller’s Lucidity & Intuition: Homage to Gertrude Stein)

まず1階の入り口を入って出迎えてくれたのはこの作品は、ライアン・ガンダーさんが「The squatters(居座る者たち)」と名付けた3体のアニマトロニクスの野良猫のうちの1体で、これらの猫たちは、スーザン・ヒラー、リチャード・ウェントワース、シール・フロイヤーといった著名なアーティストの作品がかつて展示されていた台座の上で眠っていて、そうした過去のアートや展示の仕方に対する敬意を表しながら、新しい視点でとらえ直すことを意識して作られています。


この猫は実際にお腹が膨らんでおりまるで寝ている猫のように見えて最初生きているのかと思ってしまうほどにリアルでした。

It’s what I’d like to be

2階に上がって進んでいくとトレイミー・エミンさんの作品「It’s what I’d like to be」が飾られていて、この作品はエミンさん本人がかいたIt’s what I’d like to beという文字と小鹿のイラストが特徴的でした。エミンさんは、ネオンライトを用いて個人的な感情や経験を表現する手法で知られており、観る者に深い感情的な共鳴を引き起こし、自己探求や内省を促す力を持っていると言われています。自分も実際に自分の目で見て自分がなりなたいと思える姿を堂々と表現することが出来ているエミンさんの凄さを知ることが出来ました。

Eye see you

同じく2階の作品でオラファー・エリアソンさんの作品「Eye See You」は、2006年に制作されたインスタレーションアートです。この作品は、ステンレススチール、アルミニウム、カラーフィルターガラス、単一周波数の電球などで構成されています。作品の中心には、鏡面仕上げのボウルに取り付けられた単一周波数の電球があり、明るい光を放ちます。その前面には、見る角度や動きに応じて色が変化する二色性ガラスディスクが配置され、微妙なモアレ効果を生み出すとされています。

実際に体験してみると、入る前には見えていた国旗の色が部屋に入ってから色が分かりずらく、不思議な空間へと繋がったような気分を味わうことが出来ました。3方向鏡張りで自分の顔などがよく見えたのですが、昔の映画のような肌が灰色に近い色にみえとても不思議な気持ちになりました。

Hello, my friend

3階にあった近藤亜樹さんの作品「Hello, my friend」近藤亜樹の代表的な作品の一つであり、力強い筆致と鮮やかな色彩を通じて、生命の温かさや絆の大切さを伝えています。大きなクマと小さな子グマの関係性は、家族の愛や友情を象徴し、タイトルが示すように「新たな出会い」への喜びを表現しているとされています。
親熊?が凄くデカく優しい顔で子供のクマを抱いていてとても可愛く見えました。

まとめ

今回、UESHIMA MUSEUM(植島美術館)に行ってみて、自分にとって美術館に行く経験があまりなく、なにをどのように見たらいいか分からなかったけど、自分の中で特に目に入った作品を紹介してみました!興味を持った方がいたら是非3月末まで一般公開をしているので是非1度でも足を運んでみてください

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