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スタンバイ(70)【官能小説・エロ小説】

数秒の不自然な間のあと、勢いよくバスタオルを剥ぎ取られる。
「ヤッ…」
「隠すんじゃない!気をつけー、気をつけだよ」
「……」
「今さら恥じらわなくていいでしょ?オッサン十人とヤッてんだから…」
「…ャ…」
「いい眺め…」
私をチカンした複数の男の前で何も着けないまっさらな自分を改めて披露する。
同世代より成長が遅れ、肉付きも浅い。
バストもおしりも小さな女の子。
メリハリがなくて、何も着せていないと中学生か、それ以下にも見られるような…
「うひゃー、カワイくてスタイルもよくて…」
「……」
「若さだけじゃない肌ツヤのよさ…」
「ィャァ…」
「恥ずかしいの?」
「…はず…かしぃ…ですっ…」
「じゃあ、恥ずかしくないように、コレを着けようね?」
「?」
「キミの下着はさっきのお楽しみで、だいぶ汚してしまったね?あらかじめ僕達も用意していたんだ。友香ちゃんによく似合うと思うのを…」
「こんなの…似合わなぃ…」
「着けてみないと分からないよね?」
「こういうの…ニガテ…」
「じゃあ、なおさらチャレンジだ。それとも何も着けないにする?」
「……」
「ハダカと、何かでも着けておくの、どっちがいいのかな?」
「……」
「さあ、自分で着けるんだ…それとも、オジサンたちが着けてあげたほうがいいのかな?」
こういうの、ともかが着けるチャンスあるんだ?
目の前に放られたインナーはオシャレとかセクシーとかじゃなくて、ただのイヤらしい、男のヒトが悦びそうなそれで…
たぶん、ふつうの女子高生が着けることはないようなやつ…
ともかのようなスクールブラとプレーンショーツで真面目清楚系を演出しているコが着けることでインパクトがある。
今のともかは何も着けないよりかはマシ、着用を強制されているだけの状況だから…
「イイねぇ、友香ちゃんみたいなコが着けるからイヤらしい…」
「さあさあ、ブラジャーも…」
それを自ら着用するという恥ずかしい行為を早く終わらせようとすればするほど、小さな布切れと絡まる紐を解くのに手間取る女の子になる。
二つを着け終わり、私は彼らの前で起立した。
「友香ちゃん、着け終わったなら『着け終わりました』って言ってごらん?」
「つ、着け…終わりましたっ…」
「どうかな?着け心地は?」
着け心地って…
「…これじゃ…物足りない…」
「ハハハ、もっと大胆なのがいいの?」
「ちがぅ…」
「気分が盛り上がるでしょう?純白の極小三角ブラジャーとTフロント、Tバックのパンティで…」


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 (全163話完結)


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