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スタンバイ(71)【官能小説・エロ小説】

「こういうの、ムリぃ…」
「ムリじゃないよ、ちゃんと着けこなせてるじゃないか?」
「友香ちゃんみたいな細身でスタイルのイイコしか似合わないんだ」
「そこらへんのイケイケ女子が着けても面白くも何ともないんだ」
「清楚な女の子が着けるからこそ価値があるんだ」
「……」
私に着けさせたのは…わずか何センチかの二つの三角形の小さな布を紐でつないだコンパクトなブラ。
その布も薄くて収縮性があり、私の小さなバストトップをデフォルメし、膨らみの小ささもより強調してしまうもの。
ショーツはただの紐の組み合わせで、丸い輪に前から後ろへ一本の紐を渡したものに私は脚を入れただけ。
「Tフロントは友香ちゃんの少ないお毛々をとても隠しきれなくて…」
「イヤッ…」
「ちゃんと気をつけして…」
「……」
「イヤらしいを通り越して神秘的だ…」
そうでしょう?
ジュニアアイドルとか言ってるのにも着けさせられないようなコンパクトさ…
でも、あんな見せたがりのコに着けても品がないだけで…
私のようなセイシュクに通う真面目黒髪清純派の完全美少女しかこなせないんだろうな?
カンジる…
彼らの強い視線。
見られるだけで高まる。
「ッ…」
「ほら…カンジてきた、カンジてきた…」
「服を、着させて…くださいっ…」
「そのまま服着るの?それとも極小三角ブラとTフロント、Tバックで少しハジける?」
「……」
「いろんなこと、想像しちゃうね?でも、今からすることは想像以上かな?」
「ぇ?」
「まず、コレを着けてごらん?」
手渡されたものは…特別なものではなかった。
ふだんセイシュクへ行くときと同じ白のブラウス。
真新しくて、サイズ感も合ってる。
わざわざ私のために購入したのか?
「き、着ました…」
「それで、コレを着けるんだ…」
「これって…こういうの、着けられませんっ…」
「そうかなぁ、友香ちゃんみたいなコが似合う服なんだけどなぁ」
「美少女は何着せても美少女なんだけどね?」
「コレを青淑学園女子高等部の現役生が着けるから価値があるんだよなぁ…」
「インパクトがあるんだよなぁ…」
「イヤダァ…」
「じゃあそのまま、極小下着とブラウスだけで過ごすの?」
「……」
「どっちがいいのか?考えるまでもないよね?」
「……」
こんな展開もあるんだ?
セイシュクの高校一年生の私が、複数の男の前で…
ふつうのコは望んでも叶えられない展開。
それを求められて…
それに応えられるのは、私くらいだから?


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 (全163話完結)


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