俳句 プレバト「雨の行列」に挑戦
珈琲や窓は白雨傘の列
プレバトの次回(6月20日)のお題:雨の行列
分けて書くと
珈琲や
窓は白雨
傘の列
珈琲って?
コーヒーと読みます。あの苦い飲み物です。
レトロな焦げ茶色の木のテーブルで、そういう雰囲気のカフェでした。
白雨って?
この句では、しらさめと読みます。
季語は?
白雨(しらさめ)が季語です。
三夏(さんか)の季語である夕立の子季語で、初夏(5月)~晩夏(7月)に使うことができます。
場面
コロナ前はよく1人でカフェに行き、1冊の本を数ページ~10ページほど読んでいました。ブラックのコーヒーを味わいながら。
私は右利きなので、コーヒーを右側に配置しました。このカップの湯気の向こうに、カフェの窓ガラスがあります。FIX窓だったと思います。
私は、窓際の席が好みでした。日焼け止めも塗っています。
雨の日。窓ガラスの表面を次々とすべり落ちてゆく雨粒と、雨にかすむ静かな街と、傘をさす人たちの列が見えました。雨のせいか幻想的に見え、どこか神秘的で印象深いものでした。
それから10分ほどで雨が上がると幻想は消え、何の不思議も無い、ありふれた街の風景に変わりました――。会計後、そっと見に行ってみると、列のゴールは知らないお店でした。
FIX窓って?
詠んだ日
2024年6月7日
40句目
photo©kissanarunosu
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