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漫画家志望者がやりがちなストーリーの失敗4選

これまで50作以上はデビュー前の漫画家志望者の作品を読んできました。
その中で面白さはひとそれぞれでも、失敗している点はかなり共通していると感じました。
今回は特に多い失敗4選をまとめます。
キャラに重きをおいたキャラの作り方はこちらで書いていますので一緒に読んで頂ければと思います。

ストーリーの失敗4選
・色々詰め込みすぎ
・共感できない
・個性がない
・意外な展開がない


★色々詰め込みすぎ

色々とは主に
セリフ、設定、キャラです

読み切り(または連載一話目)に大量のキャラが出てきて、
それぞれのキャラのバックグラウンドを書いてしまう。
書いてる方は色んな要素を入れると奥深いすごい作品だ!という気分になってしまうのですがそれは勘違い。
実際にはテーマや見せたいものが絞れていないだけ。

例えば最終的に沢山のキャラや壮大なスケールになるナルトだって、
一話目はナルト、それを支えるイルカ先生、そして敵キャラの3人だけで基本のストーリーはなりたっています。
そこにサスケの過去や九尾の話まで一話目にぶっこんだらわけがわからなくなる。
参考にするべきはナルトの最終章ではなく、一話目。
でも多くの漫画家志望者は盛り上がる最終章のほうを真似してしまう為、要素を詰め込みすぎてしまう。
詰め込みすぎは特にファンタジーやバトルものを描く人に多い失敗ですが、どんなジャンルでも起こります。
メインキャラは2.3人くらいに絞りましょう。


★共感できない

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