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日記 2023.3.8 処世術

最近見つけたライフハックは「世の中の嫌なこととかしんどいこととか面倒くさくて後回しにしたくなるようなことは全部ドッキリなんだと思って生きる」こと。MAPAというアイドルが歌う「運命テッテレー」という曲から得た考え方である

私は基本的に明るく楽しくあっけらかんと生きている、つもりではあるんだけど、急に「あの人に嫌われているんじゃ…?」とか「さっきバイト先に来たお客さん、絶対私にイライラしてたな…」とか「この集まり、何かあんまり楽しくないな~」とか、つまり人関係で急に心に靄がかかる瞬間が訪れてしまう 人と関わるのは好きだし、人と関わらない日があまりに続くと心が病んでしまうタイプらしいけど、(そのせいで2ヶ月くらい生理が止まったことがある)それでも人との関わりで苦しくなることが、数えるくらいにはある。そういうときは、私も人並みに落ち込んだり悩んだり腰が重くなったりする。してしまう。

そんな時、運命テッテレーに出会った。

そうか、と思った。全部ドッキリだったらいいな、と思って仕舞えば良いのか、と。

「こうしたら良かったのかな」「私の何が悪かったんだろ」とぐるぐると頭の中で考えを巡らせ、それなりに実践してみようとして、それでも大きな解決はせず、また考えが頭の中で回り出す、という日々を何日か繰り返していたけど、ドッキリだと思って仕舞えばだいぶ楽になる気がした。頭の中で巡らせた考え通りの自分を実践しても、水に濡れたら取れてしまう巻き髪みたいに自作の自分は簡単に壊れてしまう。それならドッキリだと思ってそのまま傍観してしまえば良いのか、と思った。どうせ自作の自分は元通りになっちゃうんだから、最初から自分を一度壊したりしなくて良いんだな、と。

ライフハックにしようと思ったその日のバイトは、何となく空気が悪くて、何処となく居心地が悪かった。別に誰が悪いとかは特に無かったけど雑談をする雰囲気ではなく、事務的に働いてる感じ。なんか重いな、、と居心地悪く思いながら「こういうドッキリかも」と頭の片隅で考えながらその状況に佇んでみた。特に居心地悪さが解決されたわけではないけど、自分が折れる前に支えられたような気はした。ボロボロになってしまう道から寄り道は出来たかな、と思った。要は気の持ちようなんだと思う、たぶん

帰り道、Spotifyを聴きながら歩いていたら、ちょうど「運命テッテレー」が流れてきた。運命だなーと思った。
“終わってからのリカバリーが人生”
なんだそう。ドッキリは種明かしがいちばん平和で楽しいよね、

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