「劇薬」の仕事術 3
人の倍の速度で「成長」する
-MBAはいらない
日本の若者が考えているキャリアのスピードは、世界から見れば圧倒的に遅い。育てられるのが遅いから、人材が育っていかない。
→日本では、上に行くのに時間がかかる。
マネジメントを目指すなら、いろんなことを早いうちから経験した方が良い。
-説得ではなく、理解を得る
何が正しいのかを、まずは論理的に理解してもらう。論理だけではなく、感情で納得してもらう。
-失敗したときは、自分から認める
勝てない勝負ではなく、勝てそうな勝負を選ぶ。
赤字を解消する方法は、コストを下げることと、売上をあげることのみ。しかし、仕事の意志決定には、感情をいれてはいけない。
-人事異動や評価指標によってメッセージする
言われたことをやるのと、自分で気づいて自発的にやるのとでは、同じ行動でもまるで意識が変わる。
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どんな方針なのか、何を重視しているのかメッセージにより明確にする。
-正しいことをする人を昇進させる
事件や緊急事態の時に「人となり」が見える。
本当に仕事ができる人、社内から本当に信頼されている人を見分けるには、スキルとピープル(人間力)の両方を見ていかなければならない。
スキルだけの人材を引き上げていると、人が動かない組織が出来上がる。
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会社に求められているのは、ビジネスのために正しいことをする人。
-自分がいなくても回る組織を作る
そもそも何が問題なのか全体感を持って捉える。
特定部門ではなく、経営の「全体」を見せる。(全体のつながりを意識させる)
・企業文化づくり、行動規範は重要。
スピードを追求する一方で、「重要だが緊急ではないことに、毎日一定の時間をあてる」ことも求める。緊急ではないが重要なことに目を向け、未来の種をまいていく。「何をしてはいけないのか」も明らかにする。
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