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可能性を広げるRAW現像のポテンシャル|写真作品を作るためのRAW現像
この記事では、デジタルフォトグラフィーの世界で写真の品質を劇的に上げるファイルフォーマットであるRAWファイルについてと、それを写真「作品」に仕上げる上で大切な考え方について書いていきます。
1.RAW(ファイル)とは
いまいちきちんと理解してないと感じる方のために、はじめにRAWとは何かを説明しようと思います。
RAWファイルとは、デジタルカメラで撮影時にセンサーが受け取った光を一定の法則で
フォトグラファーが生き残るみちはこれしかない。
COVID-19ショックがあるなしに関わらず、というか、むしろこの出来事でいままでおぼろげながら見えていた僕たちフォトグラファーの未来像がはっきりと姿を表したように僕には感じます。
この記事ではフォトグラファーが生き残るためにとるべき道を僕なりに考察してみたいと思います。
■生き残れる人材の前提条件
まず、前提条件としてITスキルは必須です。ここでいうITスキルとは、パソコンでエクセルやパワー
スタジオ作品撮り 全行程まとめ!
僕がいつも作品撮りする時の大まかな流れを今回のスタジオ撮りを例に書いてみたいと思います。あくまで現時点での僕のやり方なので、参考程度にお読みいただければと思います。
【流れ】
・アイデアまとめ
・資料作成
・チームメンバー選定
・撮影場所、時間決定
・当日
・編集
・共有
・アイデアのまとめ
今回の作品撮りは、スタジオでライティングをきっちりとして撮影したいと思っていたので(その前まではロ
iPadOSが広げるフォトグラファーのクリエーティビティー(後編)
後編は主にiPadをサブディスプレーとして活用できるSidecar機能について日頃写真を生業としているフォトグラファー視点で書きたいと思います。
フォトグラファーに必須な編集デバイス
近年フォトグラファーの仕事は(特に広告やコマーシャル分野で)撮影のみならずその後の編集(レタッチ)まで領域が拡大しています。
予算があればプロのレタッチャーを雇って撮影後の仕上げの部分を任せることもありますが、大
iPadOSが広げるフォトグラファーのクリエーティビティー(前編)
6月3日にAppleが毎年行わうWWCD(開発者会議)において様々な発表が行われた中で、フォトグラファー視点で俯瞰したときにポイントとなる事柄は2つあったと思っています。
モンスターMac Pro登場
まずなんといってもハード面では最新のMac Proが発表されたことですね。ここ数年Appleの製品は常にマシンの能力を限界まで引き出して使うクリエイティブプロの間では能力不足が指摘され続けていまし
Profoto A1X 発表、雑感。
5月15日にProfotoからクリップオンストロボタイプのフラシュのA1Xが発表されました。
去年の暮にはじめてA1が発売されてから半年でのアップデート版のリリースとなりました。
Profotoは伝統的に「X」が付いた製品が改良版となり、初代からの不具合や様々な改善がなされていることが期待されます。
特に今回の目玉はなんと言ってもNikon、Canonに加えてSonyバージョンが用意されたこ