文房具の話(ボールペン①)
先日、ある文具店が閉店セールで割引になっていたので、使い勝手の良い複合ボールペンを購入しました。
きっかけは、まだ所有していないメーカーだったから・・・と思っていたら、実は持っていたのが後に発覚しました。(笑)
購入したのはトップ画像の上から4番目のPilot(パイロット)「RiDGE(リッジ)レザー」。
今までに持っていない素材でエイジングするものが欲しかったため、本当は木製ボディのボールペンが欲しかったのですが在庫が無く、ちょうど目にしたレザーの雰囲気が良かったのと、Pilot(パイロット)は所有していないと思ったから。。。
では、なぜPilotの複合ボールペンを持っていないと勘違いしたのか・・・・・。
理由は写真のRiDGE(リッジ)の上に見える緑色のEVOLT(エボルト)にあります。
そもそも、なぜ私が複合ボールペンに興味があるのかと言うと、それは『便利なのでガンガン使えるから』です。
シャープペンシルに加え、黒と赤のボールペンがあれば殆どのビジネスシーに足りうる事が出来ます。
もちろんPilotの線を消す事が出来る「フリクション」はいくつか所有していますが、便利と言う以前に私には『書き味』がしっくりこないのと、消せる特徴はどちらかと言うとシャープペンシルに近い印象を持っているのです。
この『書き味』は自分の中で重要な位置を示しているのですが、これは人によって「インクの粘り」「ボールの転がり感」「重心」「ボディの太さ」など優先順位も好みもバラバラなため、ボールペンに対する評価が分かれる実に興味深い所です。
さて、問題のこのEVOLT。
巷の評判は悪くないのですが、私の指には「滑りやすい」。
素材はアルミなのですが、仕上げの表面が滑らか過ぎて筆圧と指の握りのバランスで言うと、自分にはどうも書き辛くてしっくりこないため、使用する頻度が低かったんですね。
だからすっかり忘れてた・・・・・(苦笑)
それに対してRiDGEは、握った際にレザーの厚み分の沈み込みと表面の凹凸がしっかりと指をホールドして握りやすい。
多分、今後は握るところが濃くなっていくと思うんですけど、もし傷みが激しくなって剥がれたりしたら、メーカーに送れば修理してくれる所も安心な点です。
少~し重心が高いのは気になりますが、これは今まで使っているPLATINUM(プラチナ)の「ダブルアクションR3」がちょうど良い重心で書き易かったので、これに慣れているからだと思います。
この重心についてはペン先やヘッド側、どちらが良いとかは「長文を書くか?」とか「書くスピード」などでも変わってくるので、いつかまた詳しく書きたいと思います。
因みにトップ画像の上から2番目は、かの有名なPARKER(パーカー)なんですが、シリーズで言うと入門編と言うか入手しやすいベクターCT。
グリップ部がアルミ仕上げで滑りやすいうえに指で挟む位置の形状も先細りのため、握りを維持し難くて数回しか使っておりません。(汗)
せっかくなので別のシリーズを手に入れたいものです。