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晴れやかに、煌びやかに

卒業式シーズンです。
3月前半は中学、高校の卒業式が
多いのではないでしょうか?

毎年この時期になると
自分の中学の卒業式を思い出します。

私が通っていた学校は
卒業式にベートーベンの「第九」を
歌います。
毎年の伝統でした。
もちろん今でも受け継がれています。

秋の合唱コンクールが終わるとすぐに
練習が始まります。
ドイツ語の歌詞を覚えるのは
本当に大変ですが、
先輩がやり遂げた姿を思い出しながら
一生懸命練習します。

本番が近づくにつれて
練習から感極まってしまうことも
ありました。

本番当日は卒業生が泣きながら
先生方や保護者への感謝を込めて歌います。
先生方や保護者は立派になった子を見て
感動し、大きな声で「ブラボー」と
叫んでくれます。
在校生は先輩の圧巻の歌声に、
来年は自分が、と覚悟を決めます。

大人になった今でも忘れない
大切な経験です。
素晴らしい伝統だと胸を張ることができます。

今年はコロナの影響で
合唱が制限されてしまった学校も
たくさんあったと思います。

卒業式が生徒たちにとって
忘れられない思い出になっていれば
いいと思います。

早く暖かくなって
素敵な春を迎えたいですね。

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