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ラダックの気候

ジュレー(こんにちは!)
カムザンインレ?(お元気ですか?)

今日はラダックの気候について綴りたいと思います。

わたしがラダックに滞在したのは2024年8月1日からの10日間。
季節は夏、雨季。
雨季とはいえ、降水量は8月で14mm程度。
しかし気候変動の影響でここ15年ほど、突発的に雨が降っては道路が冠水したり
洪水で災害に見舞われたりしています。

今回の訪問でとても楽しみにしていた
現地の『占星術師=オンポ』による個人セッションも、急な大雨による土砂崩れで
道路が封鎖したため、お会いすることができませんでした!!
(オンポご自身は無事です。それが何より大切!!)

もともとラダックの大地は岩石が剥き出しで砂漠に囲まれた場所であり、しかも
ヒマラヤ山脈西部に位置する標高2500mー4800mに至る高地に広がっている国。
そんなラダックを囲むヒマラヤ山脈はその倍の高さを誇るからもう圧巻の極み。

標高が高いということは、太陽の照射も厳しいということ。
これまでは山地に降り積もった雪が日光を反射し、
地球に降り立つ熱エネルギーを宇宙へ送り返していました。
それにより適温が守られ、大地と太陽のバランスが保てていたのですね。

しかし、気候危機がすすむ今、山脈を覆っていた雪は溶け出し、
山肌が露わになっています。

雪は溶け、奥にちょろっとかかっているだけ!


レー(首都)から160km、標高5300mのチャンラ(峠)から見た山頂。雪解け感が半端ない


これまで冷涼でとてつもない寒さと共に生きてきたラダッキー(ラダック人のこと)
たち。伝統衣装はウールやラマ素材の保温性に優れた生地で作られていますが、風土に培われた衣服にも今後大きく影響が出るに違いありません。
 ちなみに、大手○○クロがラダックに進出する企てが上がっていたそうですが、
ラダッキーによるファストファッションへの反対により、計画は遂行に及ばなかったそうです。
環境が私たちに日本人にもたらす影響はさることながら、
厳しい自然の懐で慎ましく暮らすラダックの人々のことが今日も頭から離れません。

セレモニーにて撮影。私たちは半袖だったけれど、ラダックの方はこんなにしっかり着こまれてる。

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