二度と味わいたくない摩訶不思議な体験談 inマレーシア vol.2
みなさまボンジュール!! ヒロジュールでございます☆
前回に引き続き、実際に私が体験したお話です。
vol.1からの続き...
空港を出て送迎車で50分かかってようやくホテルへ着いた。
「連れ去られなくて良かった...」
車寄せが広くとられ、思っていたより大型で立派な建物。そんなホテルだが深夜帯な為、ひっそりとした佇まいをした郊外のリゾートホテルであった。
入口の自動ドアが開き、中へ入った・・・
私とパートナーは一瞬顔を見合わせた。 そして互いに首を傾げながらフロントへ向かう。
深夜2時をまわった頃、ようやくチェックイン。
「どっちが先にシャワーする?」 そんな会話をしながら足早に部屋へ。
カードキーをかざし、扉を開けた。
ガチャ・・・
部屋の入り口にカードキーを挿し、明かりをつけた次の瞬間、玄関で私達は固まってしまった。
いきなりテレビがつき、ポルターガイストのワンシーンのように、画面に映るのは砂嵐。 椅子は斜めに置かれ、背もたれにはバスタオルがポンっとかかっている。 ベッドのシーツもメチャクチャであった。
それを見た瞬間、私は全身の毛が逆立ち、血の気が引いて、恐怖から一歩も中へ足が動かない。 なぜなら、さも誰かが滞在しているかのような状態だったからだ!
誰かが出てきたらどうしよう!! もしくは、誰かが中で倒れたらどうしよう!!
そんな事が頭をよぎった。
「無理、無理っ!絶対無理!!」
パートナーの言葉を聞き、私は中を確認することなく扉を閉めた。
再度フロントへ戻り、事情を説明し、新たにカードキーをもらい2つ目の部屋へ。
着くとさっきの部屋の隣りだった。
今度はカードキーを何度かざしても、エラーで開かない。
私: 「これ、カードが違うんじゃないの⁉️」
そうこうしていたら、
ホテルのボーイが来て「違うカードキーを渡した、スンマセン!」と来てくれた。
ホッと一安心をしたのも束の間、彼の手元を見ると...
んんっ!?
なんとカードキーを20枚くらい束で持っていた。
そして一枚ずつ試す。
しかし、どれでやっても開かない!!
持ってた全てをやったが開かない!!
首を傾げながらボーイは束のカードキーの2巡目を試す。
開かない。。。開かない。。。開かない。。。
最後の一枚をかざす。 ガチャ!!!
あ い た!??
なんで2巡目で開くの?? と不信感の我々。
肩のチカラが抜け切れながら一歩中へ入った。
んっ???
vol.3へ続く...
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