【スイス】グリュイエール工場見学(4)
加塩されたチーズは、室温12-18℃、湿度92%に保たれた貯蔵室に送られます。中はチーズの熟成を特徴つけるアンモニア臭がするそうです。
貯蔵庫の中はロボットで管理されているそうです。
モージュと呼ばれる美しい表皮を作り上げるため、日常的に手入れがされます。
最初の10日間は、毎日表面を塩水で磨きます。
その後の2週間は、週3回
その後の3ヶ月は、週2回
それ以降は週1回の作業になります。
グリュイエールAOPは5段階の熟成規定画あります。
・5-6ヶ月熟成 Mild/Doux
・7-8ヶ月熟成 Medium matured/mi-sale
・9-10ヶ月熟成 Mature/Sale
・+10ヶ月熟成 Reserve
・+15ヶ月熟成 Extra mature/Vieux
熟成が終わるとお店に並びます。
熟成規定に加えて、原料によって3つのAOPがあります
・Gruyère 30,000t (2014)
・Gruyère Alpage 518t (2014)
・Gruyère bio 1,000t (2014)
Alpageはアルプスとジュラ地方で放牧された牛のミルクから作られます。自然の植物のアロマが違うそうです。
まだ食べたことが無いので今度試してみたいと思います!
Bioはオーガニックの基準に沿ったミルクから作られるチーズです。スイスはBioの食品が日本より多く普及しているので、チーズにも取り入れられているようです。
一番のお楽しみは工場内のレストランです。
チーズフォンデュが定番なのですが、他のお客さんが食べてた木桶が気になったのでこれを頼みました。
Macaronis de chalet (山小屋のマカロニチーズ)
グリュイエールがふんだんに使われているのでとっても濃厚で美味しかったです。
ただ、量が多く、チーズで胸がいっぱいになってしまい残してしまいました…。
スプーンのインパクトがすごいですよね。食べにくそうなので普通のフォークで食べました。
内装もチーズに関連があり、天井のライトはグリュイエールチーズの丸形でした!
グリュイエール工場見学編は以上です!