【スイス】エメンタール工場見学(1)
スイスでは「チーズの王様」と呼ばれるエメンターラー。
スイスドイツ語圏にあるので、ドイツ語でエメンターラー、日本ではフランス語読みのエメンタールが一般的です。
ねずみが追いかけてそうな穴の開いているのが特徴のチーズです🧀🐭
直径80-100cm
高さ16-27cm
重さ75-120kg
グリュイエールは直径55cm, 25kgなのでエメンターラーの方がかなり大きいですね。
19世紀に輸出が始まったとき、関税がチーズの重さではなく個数にかけられていたので、次第に大型化したそうです。
エメンターラーの見学はアトラクションたっぷりでした。
ウシ、チーズ職人、ねずみの3キャラクターがガイドしてくれます。
エメンタールの歴史は12世紀頃にエンメの谷ではじまりました。
19世紀には地域外への輸出が盛んになり、Cheese bankと言われるほど儲かっていました。
その後ヨーロッパの経済危機でアメリカへの移民が増えた1800年代後半、エメンタール地方からもアメリカへ渡る人が増え、アメリカにも広まりました。
製造工程はファンキーな歌と共にアニメで説明がありました。
地域の農家からミルクを集める
32℃で温めて凝固
乳酸菌とプロピオン酸菌添加
カッティング
53℃で加熱
型に入れる
塩水に2日間漬ける
洗い、乾燥してから熟成庫へ