螺子
いつも通りが 今日もまた流れている
嬉しくも 苦しくも
張り巡らされた レールの上辿って
世界は 永らえ続いている
どこか遠くで 今を生きている
見えない 知らない
誰も大事なもの抱え 日々を動かしている
君の愛は 煌めきは
流れた汗の分だけ 騙す自分の数だけ
輝き出す 気づいて
いつも通りが 今日もまた流れている
時には 置いていかれるように
どこか心で 嘲笑っている
馬鹿だと 消えろと
誰も死にたいほど藻掻き 日々を動かしている
君の愛が 優しさが
溢した息の分だけ 潰す心の数だけ
輝き出す
たった一本のネジ 抜けて転がったって
何も変わらない
目を逸らしたくなったら そこに寝転がって
思い浮かべて
誰も大事なもの抱え 日々を動かしている
君の愛は 煌めきは
流れた汗の分だけ 騙す自分の数だけ
輝き出す
誰も見えない君想い 日々を駆け回っている
君の愛が 優しさが
切らした息の分だけ すり減らす靴の分だけ
輝き出す 気づいて