星新一さんの『午後の恐竜』
私が日本の作家で好きな人はたくさんいますが、やはり子供の頃に衝撃を受けた三人の作家が今でも大好きです。
小松左京さん。筒井康隆さん。そして星新一さんです。
星新一さんの作品はショートショートと呼ばれています。
掌編小説や超短編というものもありますが、定義は明確ではないようです。
星新一さんの作品の名作のなかで、私は『午後の恐竜』が一推しです。
ショートショートですので、あらすじはあえて語りませんが、SFであり、ファンタジーであり、寓話でもあるこの作品は切実で深刻なメッセージもあります。
それでいて人間関係、家族の絆とぬくもり、愛情が感じられる、私の大好きな作品です。長編にしても素晴らしい作品になるでしょう。
ほかにも『ボッコちゃん』や『おーい‼ でてこい』など、現象を説明していない作品ですが、すっきりとした読み心地。最初は初期作品を読まれることをおすすめしたいです。
星新一さんと筒井康隆さんの作品は漫画化もされていますから、漫画もとてもおもしろいです。筒井康隆さんの作品はたくさん映画化されていますが、星新一さんの映画化されたものがあるのか、調べてみたいと思います。
(了)
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