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詩『色』
詩『色』
心には色がある
時とともに心の色は
万華鏡のように変化する
そして、人はしだいに自分の色をもつようになる
人とふれあうたびに、相手の色とまじりあう
時には傷つけ、時には慈しみあう
そして新たな色が生まれてく
そのかわり、本来の色を見失う
だから 無理に相手の色に染まることはない
君は君の色でいい
時にも色がある
昨日と今日の色はべつの色
人はどんな色を目指すのだろう
ぼくの目指すものは無色透明
色のない世界はきっと
争いのない場所だろう
(fin)
エッセイ 私はレインボー色
noteを読んでいると、詩にしてもショートショートにしても、短編長編にしても、作者のカラー、オーラが作品に反映されていると感じます。
私はというと、ジャンルフリーで、物語は、ホラー、SF、推理、サスペンス、純愛、純文学風、ユーモアなど、いろいろと書きますし、音楽もバラード、パンクロック、童謡、演歌、ユーモア、前衛音楽など、これもジャンルフリーです。
星谷光洋の色はなにかと問われたら、迷いなく、レインボー色と答えます。
(了)
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