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詩『君が病んだときは』
星谷光洋MUSIC Ω『おやすみ』詩と連動している歌です
星谷光洋のお話のあとに歌が始まります
君が病んだとき
明日の光を見失ったとき
ぼくを思い出してほしい
雨の日は傘になろう
陽射しが辛いときは
ぼくが鏡になって君を守りたい
君が幸せなときは
たくさんの笑顔にかこまれる
君がつまずいたら
蒸発していく氷みたいに
みんなが消えていく
そんなとき
ぼくを思い出してほしい
君はひとりぼっちじゃない
ぼくがいるよ
嵐のときは壁になろう
雷が鳴り響く夜は
そっと君の耳をふさぐイヤーマフになろう
怖くないよ
いつか闇のカーテンは開かれるから
穏やかな朝が訪れたら
ぼくをどこかに置くといいよ
君がぼくを思い出す日まで
君を見守っているから
できたらぼくを思い出す日が訪れないことを祈るよ
君がいつもいつまでも 幸せでいてほしいから
(了)
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