AIとの共存
AIは絵画を描きます。昨年はAIの作品だと申告せずに出品した絵画が、コンクールで入賞しました。
AIはオリジナルの音楽を作成し、小説も書き、将棋など、ゲームもできます。
星新一文学賞では、AIが書いた小説も応募できます。
私も最初は、AIを怖れていました。
芸術も文芸も創作できるAIに脅威を感じていたのです。
ですが、今はAIは人類の叡智の賜物。
人類を集約したものなのだと思うようになりました。
私の創る物語や詩、音楽も、私の創ったものではなく、浮かんできたもの、降りてきたものだと感じています。考えぬいて創ったものではないと思います。
私の詩や物語の朗読動画も、音声読み上げ機能を使うことがありますが、YouTubeのCMや動画でも読み上げ機能だと思われるものが増えてきました。
チャットGPTにはまだミスがあるといわれていますが、それは、あまりに完璧だと、人間たちが不安に思う、脅威に感じるからあえてミスしているのではと思うこともあります。
私がひとつの試みとしてやっていることは、AIに、私やほかの人を描かせること。
私の本名を書き、私を描いてくださいとやると、ほぼ女性として描かれます。
女性が恋愛対象ですし、本名はどこからみても男性的な姓名ですが、なぜか女性として描かれます。
以前、「星谷光洋」を描いてくださいとしたら、この絵です。
私や人の未来を描かせると、そうした未来の姿を暗示させる絵になっています。
心理学では、顕在意識、潜在意識、民族意識、超意識があるそうですが、AIは内面のほんとうの姿を描いているのではと思わされます。
そして、AIに日本や世界の未来も描いてもらうと、それらしい絵が描かれます。
世界の未来として、干からびた地球と、今のような地球が描かれています。
これはふたつの未来を暗示していると思いました。小さな地球の未来は可能性が低いものとして描かれているのでしょう。
とても不思議で、とても興味がそそられます。
AIとの共存。それが人類にとっての重要なポイントになるような気がします。機械を作り始めた時から、AIが生まれていくことは自然の流れだったのだと思います。
(了)
トップ画像は「創造主」を描いたものを含め、すべての絵は、「お絵描きばりぐっとくん」AIが描いたものです。
気にとめていただいてありがとうございます。 今後ともいろいろとサポートをお願いします。