【43】生き急がなくていいって、後になって思うのかな

秋。
もうすぐ誕生日。
グーグルのデータ容量が不足していたので、写真を整理した。
あの旅行はもう3年前か、とか、
大学生だったのはもう5年前か、とか
時が過ぎるのは早いですね。毎日思う。

コロナ禍で社会人になって、停滞しているもどかしさで、実家の近くで2年目から一人暮らしを始めました。
その頃の自分は、仕事をしてあとのことは母親に甘えている自分、そして甘えているのについいらいらしてしまう自分に、どうしようもなく焦っていました。
自律しなきゃ、仕事だけじゃなくて生活のこと全部できなきゃ、大人じゃない、と思ってた。

でも、3年が過ぎ、27歳を間近に控えて思うことは、
24歳ってすごく若いし、まだこれからだし、今しかないかもしれない家族との時間や、お母さんのご飯を美味しく食べられる時間に甘えても、大人じゃないことなんてなかったな、ということです。

甘えられる環境に置いてもらったこと、その感謝の気持ちに気がつけたことは、一人暮らしして良かったこと。
だけど、考えすぎだけど、
一人暮らしをしてから、わんちゃんが老けたような気がしたり、
実家を出て半年後にわんちゃんが急死したり、
後悔しても仕方がないけれど、そばにいられたのになんで離れてしまったのだろうと、思ったりすることもある。

27歳を間近にして、絶賛27歳症候群に陥っている。
結婚、出産、キャリア、。どうしよう、ぐるぐる。
キャリアチェンジと他地域への引っ越しを考えている。
実家からさらに離れて、1日がかりでないと会えない距離になって、わんこのときと同じ後悔をしないだろうか。
今付き合っている人と、十数年後のビジョンは合うけれど、直近3年くらいがどうしてもズレている。遠くに住むとして、それでもお互いに頑張り合おうねというほど、どうしてもこの人じゃないといけないのか、わからない。
自分の興味の一つをとって、残りの全てを置いていって、賭けみたいなことして、正解にできなかったらどうしよう。

26歳10か月からみた24歳は若かった。自分で自分をがんじがらめにしなくていいよ、と思った。
29歳10か月、2年後の自分から見た今の私は、どう見えるのかな。もっとのんびりでいいよって思うのかな、はたまたそんなにのんびりしてる時間ないよ、なのでしょうか。。