パラレルワールド?
片付けたはずの物が散らかっていたり。持っていないはずの物があったり。スケジュールが思い出せなかったり。
あれ?おかしいな?と首を捻っていたら甥が洋服だけの透明人間になっていた。
あ!これは夢の中に違いない!ヤバイヤバイ起きないと閉じ込められる!
必死で瞼に力を込めると、奇妙な世界は瞼の向こう側へと消えて行った。
いつもの風景にホッと‥イヤイヤ、今が本当の世界か分からんぞ!と警戒。先週の筋トレから続いている三頭筋の筋肉痛を確認して、ようやくこの世界が現実であることを信じ‥いや、まだ1%くらいの疑いはある(笑)
そして、あの記憶のミスコピーのような世界は本物のパラレルワールドだったのかも?とも思う。
思い返すと、本当にたどり付きたかった世界を幾つも失いながら生きていくのが人生かも知れない。パラレルワールドたちのお墓に手を合わせよう。
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