他教科との連携 近年、教科横断型学習と言う言葉が良く使われています。その名の通り「理科×英語」「社会×美術」「音楽×国語」など教科で学んだ事をつなぎ合わせながら学習を行う学習の事を指します。 「そうした授業って大切だよね・・・」と思いつつも教員からすると「でも他教科の実情とか良く分からないから連携するのは難しい」「連携授業と言っても単元は何を扱うの?」「自分の教科の予習で手一杯なのに他教科と連動して授業を行うなんて・・・正直無理!!」と思う人も多いのではないでしょうか
学校における探究学習 来年度より高校では新学習指導要領が改訂され、それに伴い「探究」と名前のついた授業が始まります。 探究という言葉は、高校教員ならばここ数年の教育改革において、さまざまな場面で耳にした言葉ではないでしょうか。探究とはどんな意味があるのでしょう?辞書を引くと次のような内容が出てきます。 と言うことは授業において物事の意義や本質について考えさせるような授業を展開する必要があるようです。 うーん・・・また難しいことを・・・とも思いつつも、振り返ってみ
待ってました1人1台端末! GIGAスクール構想により、私の勤務している自治体では一昨年12月から一人一台の情報端末機器(iPad)の導入が行われ、生徒と教員にGoogleアカウントが割り当てられGoogleワークスペースが使えるようになりました。 前々から、生徒に端末があったらどれだけ良いかと考えていた私にとっては正に「待ってました!!!」の状態でした。最初こそGoogleクラスルーム?ドキュメント?スプレッドシート?フォーム?と言う状態でしたが、教員同士で情報交換し
GIGAスクール構想 GIGAスクール構想ってご存知ですか? 「ギガ」って携帯の通信の容量のこと?と思った方もいるかもしれません。実は、恥ずかしながら私もそうでした(笑)GIGAとはGlobal and Innovation Gateway for Allという言葉の略で、2019年に文科省が打ち出した教育施策です。文科省のHPを見ると下記の様な内容が書かれています。 いわゆる一人一台の情報端末機器が配備されインターネットを学校中で使えるようにするということですね!私の
キャリア教育との出会い 2022年。ついに高校の学習指導要領が改訂されます。 現場ではここ数年間、改訂に向けてたくさんの研修が実施され、その度に観点別評価、カリキュラムマネジメント、社会に開かれた学校など、さまざまなキーワードが出てきました。正直、いろいろなことが変わっていって頭がパニックの状態になっている先生も多いのではないでしょうか。 もちろん私もその一人で、改訂によって今まで行っていた教育を大きく見直さなくてはいけなくなりました。また、新しい学習指導要領につい