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「矢切の渡し」から「野菊の墓文学碑」までの散歩コース

「矢切の渡し」から「野菊の墓文学碑」までのルートは
私のお気に入りの散歩コースです。

「矢切の渡し」は都内に唯一残る江戸川の渡し場で
映画「男はつらいよ」に登場したり
同名の歌謡曲がヒットして
その名はよく知られていますが
伊藤佐千夫の小説「野菊の墓」では、政夫と民子にとって
予期せぬ最後の別れとなった場所です。

「野菊の墓」は私の好きな作品で
中学生の時に初めて読み
その後、何度か読み返しましたが
読むたびに民子の切ない思いが伝わってきて
思わず涙してしまいます。

「矢切の渡し」から「野菊の墓文学碑」までの散歩は
私にとっての“聖地巡礼”です。

先日、この散歩コースを“聖地巡礼”しました。

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「矢切の渡し」
渡し船は運休

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魚釣りの少年像

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「日本の音風景100選」
オブジェの穴に耳を近づけると、何かしらの音が聞こえます。

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「野菊の蔵」(土・日・祝日に営業する観光案内所)
矢切の名産「矢切ねぎ」や土産物を売っています。

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「野菊のこみち」
散歩コースの途中にあります。

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一面に広がる「矢切ねぎ」の畑

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「矢切橋」
橋の欄干に野菊と渡し船の模様があります。

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矢切橋のたもとにある「野菊の墓」の碑

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歩道橋が目印

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階段を上がると「野菊の墓文学碑」、「野菊庵」があります。

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「野菊の墓文学碑」    
西蓮寺の境内にあります。

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「野菊苑」
西蓮寺の向かい側にある小さな公園

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「八矢庵」
テレビ番組で紹介されたこともある人気和菓子店
和菓子が美味しいのはもちろんのこと
ご主人が開発した「矢切ネギコロッケ」も
美味しくて人気があります。
「矢切ネギコロッケ」を買おうと思って立ち寄りましたが
残念ながら休業していました。

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「野菊の墓」は悲しく切ない恋を描いた作品ですが
今では考えられない時代背景の中で
引き裂かれてしまう2人の恋模様が
何とも切ない気持にさせられます。

この散歩コースを歩くと、緩やかな時間の流れを感じるとともに
「野菊の墓」の名シーンが心に浮かんできます。

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