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気持ちを新たに非常勤講師の新学期
夏休みが明けました。何十日も授業をしていないので、色々忘れているかもしれません。新年度の心得をまとめなおしておきます。滑り出せば、この通りにはいかないことばかりですが、自分を整え、相手も整え、2学期に望みたいです。
・自ら褒めにいく
学校に来てるだけでも、えらいです。自分も生徒も。暑い中座っているだけなんて、私なら苦痛。という前提で、何か取り組んでいれば褒めましょう。よく見ていて、何か変わった面に気づくことができたなら、伝えましょう。見てもらえる安心感、信頼につながります。
・生徒の質問
質問は?と聞いても、しーんとしていることはよくあります。100%理解したかというと、そうでもない。むしろ、何を聞いたらいいかわからない、もしくは、恥ずかしいことが多いのではないでしょうか。自分の状態を表現できない、そうしていいかわからない。伝え方も、一緒に学んで行ければいいですね。
もし、質問があれば、復唱して聞きたいことを確認しましょう。上手く言えてないかもしれません。他の生徒も共感するかもしれません。そして、質問したことを褒めます。とんちんかんでも、何か考え参加したことは素晴らしいことです。きちんと応じることが、励ましになります。
・これあってる?
生徒は不安なのです。自信満々な場合も少しはありますが、自分のやったことを見てもらいたい、あっているか気になるのあらわれです。全部相手をするのは、難しいかもしれませんが、根気強くありたいと思います。もし、手が進まない生徒を見つけたら、どこに引っかかりがあるのか、見つけ出せるといいですね。言葉で伝えるって難しいですから。
・学年を超えて
数学は細かく単元が分かれています。生徒は、今自分がどこにいるのかわかりません。人類の歴史の中で、どんなふうに数学が発展し、今どのように生かされいるかも、教科書の中からは、あまり伝わってきません。時間の制約もありますが、何故これを学ぶ必要があるのか、わからないまま進むことが多いです。
頭にある数学マップから、繋がりを紹介して本題に入ります。一見無関係でも、関連していく魅力を、知識以上のことを、わずかでも感じてもらえたら嬉しいです。
まとめると
・生徒を大切に思っている、肯定してることが伝わるように
・知識は大事だし、覚えることが大事なときもある
・繋がりで理解するのもあり
まずは自分の心身の健康を念頭に、忍耐強く、明るく、よく観て「わからない」が素直に言える授業にしていこうと改めて思いました。
まだまだ暑いですが、一緒に頑張りましょう。