育児においての異性脳🧠
我が家は結婚4年目。お付き合いをしたのを入れるとかれこれ5年の付き合いになる。が!遠距離でのお付き合いだった為、会うのは週に2回程度だったし、私のお仕事が週末に忙しい時は会えない時もあった。
電話嫌いな私に合わせて彼は殆どメールでのやり取りをしてくれていたし、
喧嘩した事も一度もなかった。
一緒に暮らし始めて2人だけの生活でも喧嘩という喧嘩は殆どなかったのだが、彼の食に対する拘りの強さを目の当たりにし、新妻ながら手料理に力を入れて頑張っていた分、私の新婚半年目は心が折れて料理が大嫌いになった。
結婚4年目といえば「新婚」の部類になるのだろうか?
結婚してすぐ立て続けに二人の男の子を出産し、かなり甘く見ていた
戦争のような日々が始まる。1人目でもホルモンバランスの崩れや、
家事の億劫さ、又私が一杯一杯になり、泣くことが増えた。
が!この時はまだ、優しさに溢れ、常に私の事を優先し、気にかけてくれていたのだが、二人目が産まれてから私達の関係は確実に変化した。
喧嘩やお互いのイライラが確実に増えて、時にストレスが溜まり爆発する。
相手への不満も前は「私がすればいいや」と何とも思わなかった所が
「イライラする」ポイントへと変化する。
そして子育て中心の環境からか話すタイミングや相手を傷つける位なら「我慢」するという事が増え互いにパンクするのだ。
男性は共感性と察知する力が乏しい。
女性は正論や理論より感情で動く事が多い。
ここが育児では大きなズレになる。
共感して思いやってほしい女性に対し、リアルな育児や女性特有のホルモンバランスで感情的な面を見て冷める男性。
正論をぶつけられ逃げ場を奪われ感情を否定された女性は苦しくなり
より孤独が増す。
このループに男子年子育児の体力のハードさが重くのしかかる。
コミュニケーションで解決する事が殆どだとしても
育児中に夫婦にさける時間なんて殆どないし、積もり積もった
自我とプライドが邪魔をして大事な言葉さえ言えなくなっていく。
できる事はわかっているのに結局気がつく頃には手遅れになっているパターンが恐らく多いのではないのだろうか?
まぁ、少なくともここはお互いの性格によるが。
私と彼はめんどくさい所が本当によく似ている。
そしてそんな時間が1分1秒でもあるなら切実に寝たい。
なのに連日の子供の夜ぐずりで逆に不眠がちにもなる。
眠たいのに眠れない。これがまた心の余裕を奪うのだ。
私は「修行」をしている。他人に「期待」をせず、「頼らない」
周りの人に頼ってください。というワードは産後必ず言われる言葉でもあるが、コロナ化真っ只中で嫁いできた身の私にそんな人はいない。
彼だけがと思っていたのだが、今となってはそこを「期待」すると
ただただイライラが増える。「どうしてしてくれないの?」というマイナスの感情しか産まない。だから頼るべきもの己だけ。でいた方が
心は楽なのだ。そしてこれは私の幼少期の拗れた「甘えられない」性格問題でもある。この矛盾からノイローゼや自殺者が増えているとしたら
これを改善する方法は何かないものだろうか。
私はまだ電話ができる友人と離れて暮らす母、可愛いと思えるようになってきた我が子のお陰で立ててはいる。少しずつママ友なる人も顔見知り程度
だが増えてはきた。世の中が本当にもっと母親が生きやすい仕組み、あるいはそのサポートで溢れてほしいと願うばかりだ。