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ポッドキャスト感想:たまにはnarumiさん、たまにはnatsumeさん

ドングリFMの最新エピソードを聴きつつ、今読んでいる本がまさしくマッチしたので、ここに残しておこうと思います。エピソードは他人と自分を比べるって話ですが、自己肯定感や向上心にもつながる話だと思い、残していこうと思います。

私も最近は人と比べないようにしている

エピソードを聴いていて、narumiさんは人と自分を比べないようにしているそうです。リリー・フランキーさんやみうらじゅんさんへの憧れ、幼少期にお母さんから言われたエピソードなどを交え、自分と人とを比べないようにしているそうです。年齢を重ねるごとに他人が気にならなくなってきた、ともお話されています。
私もマインドフルネスの観点から、「今、ここに」集中、自分に集中をモットーにして今は生きています。周りがどうこうしているを見ていると苛立ちや妬みなどが湧いてくることも多いので、「他人のことはできるだけ見ないでおこう」「今の自分と過去の自分を比較してできている部分に集中しよう」とスタンスで行動することが多いです。

natsumeさんの「比べまくってる」に衝撃

そんな中エピソードを聴き進めていると、なるめさんが「僕は比べまくっているけどなぁ」と発言されており、私には衝撃でした。比べまくって自分よりちょっとできていない人をみて、「ふぅ自分は大丈夫だぜ」って安心する材料として人と自分を比較しているようです。たしかにそういう方法での自分の精神状態を保つ、というアプローチもあると思いました。ちなみにnatsumeさんは「同僚がポルシェに乗っていて、うー、ってのはないなぁ」と、あまり他人を羨む気持ちはないそうです。。

向上心・自己肯定感の関係において比較することは大事な場合もある

そんな中、上記にあげた榎本博明さんの著書「自己肯定感という呪縛」を読んでいました。最近「自己肯定感」とか「自尊心」とか「承認欲求」とか、そういう単語の意味を深く知りたいと思い、そういったタイトルの本を図書館で借りて読んでいます。
まだ読んでいる途中ですが、こちらの本を読んでいく中で、向上心が高くて自分の現状に満足していない人は自己肯定感が低い、一方で自分の現状に満足して向上心がない状態は自己肯定感が高い場合もある、ということを学びました。
つまり他人と比較して「自分はあの人よりも劣っている」と考える、そのエネルギーをバネに自分の向上心をアップさせ自身のスキルアップに努める、劣っていると考えているときは自己肯定感が低いかもしれないけれど、向上心を高めスキルアップすることで、理想の自分に近づいて満足したときは自己肯定感が高い、ということもあり得ると思います。

人と比較するのは臨機応変に、柔軟に

なので、人と比較することが絶対に悪、ということでもないということです。とかく日本人は頑張りすぎてしまうクセがあり、「わたしは頑張っているけれどあの人よりも成果を出せていないからだめな自分なんだ」と考えていしまうこともありますが、そういったときはnarumiさんを心に召喚して、「別に他人と比較しなくてもよくない?うちはうち、よそはよそだよ」と優しく言ってもらいましょう。また一方で目標に向かって進んでいるときは、「よし、あいつよりもちょっとできているおれすげぇ」といって心の中のnatumeさんと一緒に頑張っていくのもいいかな、と思いました。

自分もそうでしたが、「人と比較する」ってのはあまりよくないという文脈で使うことも多いかなと思っていましたが、目標に向かって進む、向上心をもって前に進むときはむしろ人と比較して「俺できてる」って自己承認していのが大事なのかなぁって思いました。

先日、「わたしはこのファッションが気に入っている」と人と比較しないで自分の主義を貫いて選んだはずなのですが、イベントで出会った方のシンプルだけどかっこいいファッションをしている方を見て、自分と比較して、「あ、この格好はあまりよくないな」と思ったこともあったので、人と比較することはたまには大事なんだと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

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