ポッドキャストを聴いて、なぜ本が読めなくなるかを自分なりに考えてみた
大好きなポッドキャスト「かいだん」にて、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」について考察された回が配信されました。本読みについては自分も引き出しがあり、一部ポッドキャストの内容を引用しつつ、自分なりに考えてみたことをまとめたいと思います。
「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という本の内容や、ポッドキャストでどのような話がされていたかは、ぜひ書籍を手に取ったり、ポッドキャストを聞いていただければと思います。
本が読めない本ならではの課題
かいだんでは「本が読めない本ならではの課題があるのではないか」という問題提議がされていましたので、私なりに考えてみました。
本は自動では進んでくれない
動画やラジオ、ポッドキャストやオーディオブックは自動で勝手にお話を勧めてくれます。ですが活字の本は自分で進めないとお話が先に進まないので、自分で活字を追う必要があります。
動画や漫画に比べて分かりづらい
動画やマンガは絵があるので筆者が伝えたい内容がわかりやすく、読者の理解力をあまり必要としていないですが、活字の本は文字だけなので、足りない部分は自分の想像力で補完しないといけません。
ながらで摂取できない
動画やラジオ・ポッドキャストやオーディオブックは何か家事をしながら、作業をしながら摂取することができますが、活字の本だけは、本だけに集中しないと内容を理解するのが難しい場合があります。本を読みながら運動する、本を読みながらストレッチをする、などはできますが、あくまで本を読むことが主体となってしまいます。
ちょっとだけ摂取するというのが難しい
マンガや動画ならちょっとした時間にサクッと読んでも内容を味わえて満足感を得られることができますが、活字の本だと満足感を得るまでにある程度の時間を要してしまいます。
ハマる、エンジンがかかるまでに時間がかかる
上記と似たような話ですが、マンガや動画に比べ、自分で活字を追っていき、想像力や思考で補完していけないので、すごいハマってめちゃくちゃ読む、というところまでに行くつくまでに時間がかかると思います。
本好きな私も読まない本があります
こちらでは私のケースになりますが、私が読まない本について残したいと思います。
現実の生活に支障がでるので、小説は読まなくなりました
私も学生時代は小説などを読んでいましたが、社会人になってから自己啓発本やメンタル本などを読むようになり、小説は読まなくなりました。
私にとって小説は現実逃避というか、その世界にどっぷり浸かってしまうもので、どっぷり浸かってしまうと現実の生活に支障がでるくらい没入してしまうので、現実の生活をちゃんと過ごすためには小説の世界に没頭しないよう、小説は読まないようにしています。
わかりやすく得られるものがない本は読まないことが多いです
自己啓発本やメンタル本はそこから得られるキーワードがたくさんあり、本を読み終わったあとに「得られるものがあったな」という充実感を得ることができるが、小説はわかりやすく得られるものはあまりない(まぁそういうものだと思うので仕方がないのだが)ので、小説などから縁遠くなっているのかもしれない。
太字のない本は途中でやめてしまいます
太字で著者の言いたいこと、著者が大事だと思うこと、伝えたいことが明確になっていない本は読むのが難しいです。時間も限られている中、分厚い本でどこが重要なのかを読者が探していかないといけない、というのはすごく大変だしパワーがかかります。
なぜ本が読めなくなるかの処方箋
図書館で借りて返却期限までに読む
私が思う処方箋は「図書館で本を借りて読む」ということです。私は基本締め切りに追われないとやらない人なので、「今週末で借りている本のうち4冊は返さないといけない」とわかったときは、猛烈に期限に追われながら本を読んでいます。逆に言うと、それくらい強制力が働かないと読めないです。
手元に届いた瞬間にメルカリに出品する
これはよく聞く方法ですが、手元に届いた瞬間にメルカリに出品し、買い手がついたら出荷日までに読みきらないといけないので、強制力を働かせて本を読み切ってしまう、という方法です。
電子書籍で空いた時間にサッと読む
かいだんでは解決策として「本を電子版で買う」という解決策が紹介されていました。「積読していたとしても、空いている時間にスマホでサッと読める」というのがポイントだと話されていました。
友達と喜びを共有するためにおすすめ本を読む
あとは「人が好きな本・おすすめ本を紹介してもらう」ということもありました。「知っている人が面白い!なら読んでみるか」というモチベーションになるようです。
本は図書館で借りたい
ここまで読んでくださりありがとうございました。私は「図書館で本を借りて読む」ということをぜひ推していきます。
本を借りるのは無料。
世の中に売られている本はだいたい借りられる。
複数借りられるので、同時並行で読める。
といったことがメリットです。紙の本なのでカバンの中でかさばったり重量があったりしますが、無料で読めるのは強みです。
日本最大の図書館蔵書検索サイトである「カーリル」でお住まいの図書館で借りられるかをチェックすることができます。無料ですのでまずは登録することをオススメします。
改めまして、ここまで読んでくださりありがとうございました。
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