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コミュニケーションについて
コミュニケーションって、誰でも一日一回は行ってると思います。
どちらかといえば、コミュニケーションが苦手な僕ですが、今回はコミュニケーションについてまとめてみたいと思います。
コミュニケーションのポイントとしては、礼儀正しさ、一方的にならないようにする、負の感情をコントロールする、だそうです・・・。
どれも苦手、というかできてないですねぇ・・・。
明日からは、このポイントに気をつけて、コミュニケーションしていこうと思います。
(そう簡単には変わらないだろぉ・・・)
もう一点ポイントを上げるとすると、相手との距離と立ち位置だと思います。
距離は、その人との関係性にもよると思います。仕事で初対面の人とのコミュニケーションを行うときは、パーソナルスペースを意識して行うといいです。
一般的に、仕事など改まったときのパーソナルスペースは120cm〜350cmと言われています。結構離れてるなぁ、と思う方もいると思います。
(ちなみに、親しい友人とのプライベートな会話でのパーソナルスペースは、45cm〜120cm、ですねぇ)
立ち位置ですが、立ったままで話すときは相手と正面でコミュニケーションをとります。テーブルについてのコミュニケーションでは、対面で座ると圧迫感を感じる場合もあるので、相手と自分が90度となる感じで座るといい場合もあります。こうすることで、相手が圧迫感を感じにくく、話しやすい雰囲気を作ることができると思います。
目線は、海外では相手の目を見て話すことが一般的なのです。でも、日本では、相手の目をじっと見ていると「失礼な人」「反抗的な人」という印象を持つ人もいます。ですが、口元を見て話す、というのもなんだかなぁ・・・。と思うので、時々相手の目を見ながら話す、というのが正解と思います。
話している時と話を聞いてる時の相手の目を見ている時間の割合を観察した実験があります。その実験は、好きな話を5分間している間に目を見ている割合を調べたものなのですが、話をしている人が相手の目を見ている割合は27%だったみたいです。意外と相手の目を見ていないことがわかりますね。
逆に、相手の話を聞いてるときに相手の目を見ている時間の割合は87%でした。話を聞いてるときには意外と相手の目を見てるんですねぇ。
で、この実験から何が分かるかって・・・。
相手と目を合わして話すのではなく、相手が話してるときは相手の目を見ることで、コミュニケーションがうまくいくのではないか、という事なのです。
さて、コミュニケーションの練習や見直しに有効な方法の一つに、プロセスレコードを書いてみる、というものがあります。
プロセスレコード書くことで、何が分かるのか・・・。
まず、自分のコミュニケーションの傾向がわかります。
そして、プロセスレコードを読み返すことで、その時の相手の言動の意味を推察することができます。
プロセスレコードによって、相手の気持を理解しやすくなったり、良好な人間関係を築きやすくなったりと、コミュニケーションの力の工場ができます。
敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。
孔子の言葉ですが、プロセスレコードはまさ相手を知り、自分を知ることで、コミュニケーションを円滑に進めていけるようになるツールなのです。
(言いすぎかなぁ)
さて、プロセスレコードで大切なことですが・・・。
「相手の言動」「自分が感じたこと」「自分の言動」を時系列で書くことです。
ここで、大切なのは「言動」であることです。
相手の言葉だけを記録するのでは不十分で、相手がその言葉を発したときの表情や目線、声のトーン、スピード、ジェスチャー、なども一緒に記録することが大事です。これは相手だけでなく、自分の言動の記録でも重要になります。
非言語的な内容をいかに記録するかによって、あとから見返したときにその時の状況を詳しく分析することができます。詳しく分析することはコミュニケーションからの学びにつながります。
最後になりますが、コミュニケーションで大事なポイントを書きますね。
(このポイントですが、対人支援でのポイントと思ってください)
1. 非言語的コミュニケーション
相手の表情・しぐさ・行動などから、相手が何を考えているのか、何を伝えたいと思っているのか、などを推察します。
2. コミュニケーションが援助的な関りであるということ
コミュニケーションによって、相手の考えや思いを知ることは、相手の精神的な安静を測ることにつながります。
3. 相手のペースに合わせる、時には待つことの大切さ
コミュニケーション中の間、相手の会話のスピードに合わせること、相手が伝えたいことなどを引き出す雰囲気作りにつながります。
4. 受容・共感の大切さ
不安や恐れは話すことで多少なりとも緩和されます。相手の話をしっかりと聞き、受容・共感を示すことで不安の軽減につながります。
(僕的には、共感って簡単にはできないと思ってるんですけどねぇ)
5. 相手を理解することの大切さ
話すことが恥ずかしい、話す気分ではない、などコミュニケーションはその人の性格や気分によって様々であることを理解します。
6. 信頼関係形成の基盤になる
相手の考えに寄り添うような対応を心がけることで、相手から声をかけてくれるようになったり、本当の思いを話してくれるようになります。コミュニケーションによって、良い関係を築くことが出来るようになります。
7. 意図的に関わることの大切さ
自分が間違った対応をしたのではないか、相手が本当はどのように思っているのか、などを自分なりに解釈し伝えることで、相手は自分を気にかけてくれると感じます。これによって人間関係が発展していきます。
8. 注意深い観察の大切さ
訴えの少ない人に対して、表情・視線・話し方など、いつもと違うことが無いか観察し接することで、相手の気分や感情が次第にわかるようになってきます。
9. 相手の気持ちに寄り添う
相手の訴えに耳を傾け、気持ちを理解する。一緒に考えて、一緒に悩む。それだけでも対人支援になります。