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小説『アテネ・ガーディアン』 後書き

     GUARDIAN

 保護者、守護者、監視者、保管者


あとがき

AYAです。アテネ・ガーディアン。完結です。
中盤から有料化させて頂きました。生意気だなぁ、自分、と思ったりもしましたが。
お付き合い下さいました皆様、ほんとうにほんとうに感謝致します。
ご支援は、……言いたくないなぁ……すみません、でも言う。
ご支援は、次回作、というより新作の為に活用させて頂きます。ありがとうございました。

これまで、日記でごちゃごちゃと語ったりもしましたが。
続きを読みたいのは、一番読みたいのは自分。その気持ちだけで、これまで何作か執筆してきました。
最初の自分の執筆動機は。
自分が読みたい物語を読みたい登場人物を絶対的に素敵にカッコよく美しく描きたい。
そのせいで、前に進めなくなることは何度も何度も。
人様に見せることを目指すようになると、自分の未熟さ足りなさに、打ちのめされる日々がきつくて、何度も逃亡してきました。
全く楽しくないですが。
だけど、ハードルは下げない。百年先でも耐えるように。
いや、他の皆様から見たら、現実は、めさめさ低いハードルな出来上がりに見えるでしょう。ぜんぜん知識もないですから、今現在ブランクがありすぎて、気が遠くなりますが。

たぶんずっと。この続き、アタシが読みたいのよね……、と思っているでしょう。
そうして、暴走して書いてる時は楽しい。(笑)アタシ天才でしょ、うっとり、です。

自己満足です。
それに皆様を巻き込むことになってしまい、ほんとうに申し訳なく思います。

ただ。この『アテネ・ガーディアン』は、当時、かなりかなり頑張って仕上げた作品です。
個人同人誌の為の作品で、お金が無くて(笑)ページ数が限られていて、削って減らして推敲した物語と自負しています。なんとか、皆様の目に耐えられるかなぁ、と。期待しつつ公開しました。
全文字数は116,000文字くらいだそうです。

物語の時間軸的には、このあとは『ブエノスアイレス・ウォール』。ブエノスアイレスが舞台となりますが。一行も存在していません。ゆるいプロットはあります。
けれど、舞さん、紫月さん、Zさんは、アルゼンチンの地を駆け回っています。レンは退場です。
考え始めると、え? どこ行くの? なんでそっち? おいおいおーい。と、大変な泥沼になるので、今はあまり考えないようにしています。

次の公開予定作品は『バリ・ハイ』。短いサイド・ストーリーではありますが、大事な小品です。
『バリ・ハイ』は完結しています。年内に公開できると思います。
その次は、半分も書き終わっていない(笑)『京都リ・バース』。シリーズの本当の第一作、を公開出来ればな、と。完結してないけど。めっさ長いけど。
『アテネ・ガーディアン』よりも、ずっと長い物語になる予定です。

『京都リ・バース』は、シリーズのスタートであり原点。これを書けたらもう満足なんじゃないかというくらい大切です。
お気づきの通り、京都がメイン舞台です。京都、歴史ある都市、というだけでない、根幹に届きたくて、まだ掴めない都市です。日本人の原点、魂、そこまで下りたいので。百年後の人々が読んでも耐えられる、感じてもらえる、伝えたいこと。京都の歴史の深さから考えれば、百年なんて昨日と同じか。わはは。
ただ『東京ツイン・ソウル』と、対を成し、『ブエノスアイレス』とも絡むので、まったく。三作をきちんと成立させないと、回せない。あーたーま、抱えるっ。

登場人物たちは、動いているのに……。舞さん、紫月さん、羨ましいよ。

こんなダメダメですが。何かをお感じ頂きましたら、どうぞ気長にお付き合い下さいませ。

追記 今、……なんとなく今更、グランド・エルターニュの検索してみた。
冷や汗が出るほど、想像の斜め上の上を行く、豪華で落ち着きのある、調度や壁、床、すべてが美しい画像が出てきました。うつくしい。
ほんとうに申し訳ないっっ、最終的に無粋で武骨なガードさんたちをうろうろさせしまい。公開する前に、必ず検索します……。



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サトコ
ここまで、お読み頂き有難うございました。感謝致します。心の支えになります。亀以下の歩みですが、進みます。皆様に幸いが有りますように。