研究と社会との接合面について考える

大学が社会との共創、社会課題解決への貢献を期待される現在、多くの研究者がそれぞれの分野・立場でさまざまな活動を続けています。

一方で、多くの研究者が、研究活動を通してどのように「社会に役にたつ」のか、その役割について悩み、戸惑い、模索しながら、活動を続けているのではないでしょうか?


悩みの背景には、以下の問題・課題が潜んでいるように思われます。

誰に向き合うか:向き合うべき「社会」とは誰なのだろうか

役に立つとは?:役に立つとは何が起こることなんだろうか

評価されにくい :いわゆる研究成果(論文・指標等)に直結しにくい

持ち出し :研究者自身が「本業」の合間になんとか時間を絞り出して続けている

一人ぼっち :周りに同じ興味を持っている人もいないし、この活動を発展させていくことの負担が大きい。作り続ける仲間が増えない。


このような問題意識のもとで、TReNDセンターでは2022年10月から2023年3月の半年にかけて、「研究と社会との接合面について考えるワークショップ 2022秋冬」を開催しています。

「社会につながる」とは、具体的な誰か(たち)に向き合い、その人にとっての意味・価値を考えることなのではないかと、TReNDセンターは考えています。

「社会とのつながりの中で何を作り出しているのか、今後作り出したいのか。」一人一人の研究者の想いを共有することこそ、悩みを解決する第一歩なのではないかと思っています。

このイベントは、社会とのつながりを生み出す活動が、研究者にとって持続可能な形で、学術研究の上でも意味・価値のある活動として発展させていくためにはどのような思考や工夫が必要なのか、研究者自身が自分のために考察する、イベント参加型の研究ワークショップです。


イベントに参加した前後にどのような気付きを得たのか、その「気付き」を共有するため、参加者の意見をmiroにまとめ公開しています。

また、2023年1月以降も、新しいイベントを開催していきますので、ご興味ある方はぜひ参加してみてください。
多くの「モヤモヤ」や「発見」を、多くの研究者と共有してみませんか?

(イベント紹介・ご参加方法)


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