嗚呼……
なんて家なのだろう
毎度毎度、なぜ僕はこんなにも、こんなにも腹を立てながらも呑み込んではお前のために「はい、分かりました。すみません」と頭を下げなくてはならないのだ
僕だってお前と同じ人間で、いやなくらい些細なことで感情が動くほどしっかりと心がある
いわれて嫌なことだったら傷つくし、苦しんだり悲しんだりするんです
お前だけが辛いんじゃない
みんな生きることに頑張っている
なのに平気で子供を八つ当たりの的にするのはどうかと思う
生れ落ちてからの僕の役割
僕ら子供は生まれた家の主に認められるために頑張って生きている
貴方たちが僕ら子供を認めずに否定ばっかするし、好きなものをあなたが受け入れてくれないものだと批判して挙句そんなものが好きとかおかしい変人病気だなんて言ってうちの子じゃないので消えろなんて散々言い聞かせてくるし、理不尽な理由で平気で季節や時間帯関係なく外へと放り出された
僕だって人間だ
お前をヤってしまいたくて、堪らない日もあった
耐え難くて思わず今までの不満を口から吐き叫ぼうともした
でも僕は子供だったし貴方と違って力もないので平気で殴られれば吹っ飛ぶし、たんこぶやら痣やらを作ってしまって面倒だ
祖霊こんなことで罪に問われたくもないし、こんな些細な事に耐えられない自分を許せない
親も子も、互いに人は選べないし環境下も選べないのでそこら辺のガチャ問題は何でもいいが、人として、と思うことが山のようにある
僕よりも倍の人生を歩んできているのに、いったい何を学んできたのだろうか
ただの八方美人の仮面を磨いただけなのではないか?と思うくらいには外面だけ良くてあとは内弁慶で、そのさはひどいくらいはっきりとしている
【本題】