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SNSの影響でより身近になっていく海外とのつながり

最近はSNSの影響力が高まったことで、個人の興味関心によりマッチしたコンテンツが見られるようになりました。例えば、山登りに関心が高い人がSNSを開くと関連したアウトドアの投稿が表示されるなどです。

加えて、ここ数年でコンテンツの質向上やショート動画の流行りなど、SNS上で色々な変化がありました。今回はその中でも海外をテーマとしていきます。

私の初めて海外移住先はオーストラリアのシドニーで、時期は2015年5月でした。早くも10年という月日が経とうとしています。

当時、オーストラリアの現地情報をYouTubeなど、動画媒体で発信してる人は少なく、今ほどコンテンツの質も高くなかったです。例えば、YouTubeで現地の雰囲気は感じられたけど、今よりはフワッとした内容のものが多かった気がします。

しかし、最近ではYouTubeやTikTokを始めとした「ショート動画」が流行り始めました。海外旅行や現地情報についても、ピンポイントで分かりやすく解説した動画が増えたことで、視聴者にとっても現地の雰囲気が見えやすくなりました。

つまり、日本にいながらでも海外がより身近になってきています。これは海外から見ても同じことがいえます。

一例として、外国人がTikTokで日本の京都の紅葉を観て、実際に旅行に行きなることです。増加している日本国内のインバウンド旅行者の背景には、このようなSNSの影響力は大きいはずです。

また、海外の感じ方も少しずつ変わってくると思います。現在私は29歳ですが、自身が小学生の頃と今の小学生とでは、入ってくる情報が違うからです。

TikTokなどで海外の情報を見たからといって、現地に行こうとする人は少ないと思いますが、以前だったら分かりえない現地の雰囲気や特徴を垣間見れる時代になったので、自然と海外への感じ方も変わっていくでしょう。

次にマクロレベル(企業やビジネス)で見ても、海外への意識は変化していくでしょう。

具体的には、海外を意識したサービス展開やPRを行なっていく企業も少しずつ増えていくと思います。要因として、新型コロナウイルス感染症後の円安や日本の経済成長の鈍化などです。

個人的に注目している対象エリアは、日本と身近な東アジアや東南アジアです。ちなみに、私が移住したベトナムは、年間GDPにおいて7%ほど成長している国です。

ベトナムのみならず、成長市場に向けたサービス展開を考えていくことは、むしろ自然の流れかもしれませんが。

すでに海外進出している日本企業は多数あるので、何でもいいから現地にPRすればいいわけではないです。ただし、企業や個人を含めて経済成長している国に根を下ろすような活動は、これから増えていきそうです。

この背景には、今はこれまでより海外在住の人が現地情報をSNSで発信することなど、SNSの影響力も関係しています。インバウンドや在日外国人の数が増加したことから、外国人と身近になってきたことなど、様々な要因が関連しています。

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上田一輝|Ueda Ikki
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