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在日外国人に関するSNS論争から考えるべきこと

私は20代前半の時は英語学習に重点を置いた生活をしていました。具体的には、2015年半ばから1年間のシドニーへの語学留学、2017年初頭から3年間のジェイムズクック大学での海外大学生活となります。それから、2020年当初から新卒でシンガポールに約3年間働きました。現在はベトナムのハノイに移住をしました。

私がシンガポールに渡航(2020年3月)した時期は、新型コロナウイルスの影響により、2020年当初は長期的に観光が難しいと言われていました。同年3月に東京都心のアパホテルに数日滞在しまして、値段は5,000円ほどでした。その後はシンガポールで2週間の隔離期間があり、市内のホテルに滞在しました。

現在の両ホテルの値段は、2倍以上となっているため、国内移動ならコスパが良かった時期なのかもしれません(笑)。

しかし、今では状況は一転して国内外で人々の行き来が盛んになりました。

日本政府観光局の「訪日外客数(2024 年 7 月推計値)」によると、2024年7月の訪日外客数は329万2,500人となり、前年同月比である232万694人を41.9%上回りました。直近であると、水際規制緩和やスクールホリデー等の影響で中国からの旅行者が急増したようです。

多くの人が観光地に訪れることで、住民問題や自然環境に影響を及ぼすなど、オーバーツーリズムも問題となっています。

例えば、日本でも民泊が盛んになり始めたことで、近所の騒音問題が発生することです。他にも京都の観光客が観光スポットと民家の仕切りを間違えて、民家の敷地に入ってしまうことです。まあこれらの問題は、海外で日本人が引き起こすこともあるので、なんとも言い難いことですが。

私がより問題意識を持っていることは、X(旧Twitter)上ではこれらの問題を過敏に反応する人たちです。

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