休んでみませんか?
学生さんたちへ
6月ですね。
そろそろ新学期の疲れが出るころではないでしょうか。
休んでくださいね。
無理をせずに。はやめに。
えっ。熱がないから学校を休めない?
いえいえ、休んでいいですよ。
休めなかったら…
どうなるか。
ちょっと、聞いていただけますか?
わたしの息子が小学生のときのはなしです。科学的な根拠には基づきませんし、みながみなというわけでもないでしょうが。
休みたくても、休めなかったら。
身体が悲鳴をあげます。
見ためは、元気そうでも安心はできません。
イライラしたり、寝続けたり。
集中力もなくなります。
やることなすこと、時間がかかり、
宿題が終わりません。
やることを終わらせるために、
寝不足にもなりました。
それでも、がんばって学校に行ったら?
腹痛、頭痛、気持ち悪さ、鼻血、
立ちくらみに吐き気が、かわるがわる
出てきました。
こうなってしまったら、
もう学校には行けません。
行きたくても行けません。
息子は長くこの不調に悩みました。
こんなのは嫌ですよね。
すぐに休めば、こうはならなかったのではないかと、振り返って思うのです。あのとき、行かせてしまった、背中を押し続けたことを後悔しています。
だから、伝えたいんです。
しんどいときには、
学校を休んでくださいね。
休むことだけでなく、すべてのことをあなたが決めてほしいです。不安をあおられるようなことも、プレッシャーをかけられることもなく。子どもだからといって、大人のいうことをうのみにしなくていいのです。誰のものでもない、あなたの人生ですから。
辛かったら、休む。
疲れていたら、休む。
休んだら、またがんばれますよ。
がんばりたいときにはあなたのペースで。
大人は自分で休みを決めます。
子どもだけ、ダメなんてことはありませんよね。
休むこと。
とても勇気がいります。わかります。
休むことをまわりの人に止められませんように。
負担なく穏やかに休めますように。
明日を元気に過ごすために、
今日を休んでみませんか?